戦争・核と改憲?うち砕け!今この力で
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被爆から60年を迎える2005年の「戦争をとめよう!8・6ヒロシマ大行動」は全国から昨年を上回る3000名を結集して開催された |
1047名闘争を闘う動労千葉争議団の高石さんが鉄建公団訴訟原告団九州連絡会事務局次長の田島さんと登壇し決意表明 |
集会終了後、広島県教委への抗議行動を行いながら、平和公園までのデモを貫徹した |
敗戦から60年、被爆から60年を迎える2005年の「戦争をとめよう!8・6ヒロシマ大行動」は全国から昨年を上回る3000名を結集して開催された。動労千葉からは、各支部からの代表18名が参加し、全国の反戦・反核を闘う仲間と共にヒロシマ大行動を闘い抜いてきた。
集会は、広島県立総合体育館小アリーナで開催された。開会のあいさつを呼びかけ人の栗原君子さんが行い、つづいて被爆者からの訴えが行われた。
今年3月に亡くなられた栗原貞子さんの詩「それでもピース・ヒロシマ」と「囚われた平和教育よ」を娘の真理子さんが朗読した。
世界の反戦・反核運動との連帯では、イラクの小児科医フサーム・マフムード・サリッヒさんがイラクでの闘いを報告。韓国からは、テグ氏訪問団など40名が参加した。中国からは重慶大爆撃被害者など5名が参加し、共に反戦・反核闘争を闘うことを決意表明を行った。
労働者の決意表明では1047名闘争を闘う動労千葉争議団の高石さんが鉄建公団訴訟原告団九州連絡会事務局次長の田島さんと一緒に登壇し、決意表明を行った。
高石さんは、「動労千葉も鉄建公団訴訟を開始した、1047名の団結で勝利を勝ちとる。われわれは、運転保安を求めて安全運転行動を闘ってきた。JR東日本はわれわれの安全運転行動に処分を行った、法を無視した処分だ。11月6日には労働者集会を開催する。共に闘おう」とのあいさつを行った。
また、関西生コン支部からは、組合つぶしの不当弾圧を許さない闘いの報告がされ、全金本山労働組合からは2名の解雇撤回を求めて34年間の闘いに勝利し、職場復帰を勝ちとった報告がされた。
「日の丸・君が代」処分と闘う都高教、東京教組、広教組、広高教祖の仲間からは「日の丸・君が代」の強制に反対して闘い抜く決意表明が行われた。
その後、反基地・派兵阻止を闘う沖縄の闘い、元自衛官の闘い、広島の闘いが報告された。
そして、「つくる会」教科書採択阻止の特別決議の採択、集会アピールが採択された。最後に事務局長の平岡さんの行動方針提起、団結ガンバローで集会は終了した。
集会終了後、広島県教委への抗議行動を行いながら、平和公園までのデモを貫徹した。
デモの終了後は場所を移動し、産別労働者交流集会が開催された。教育、国鉄、自治体、民間・合同労組、医療・福祉などの産別で集会と交流会が夜遅くまで行われた。
翌7日は、午前に原爆資料館・原爆ドームなどを見学した。そして、午後には「戦後60年/オキナワとヒロシマを結ぶ全国青年労働者交流集会inHIROSIMA」に代表が参加し、二日間の闘いを闘い抜いてきた。
戦時下ともいえる情勢の今日、今一度「ヒロシマ・ナガサキ」の教訓を思いおこし、国際連帯の力を結集して闘うならば必ず戦争も核も廃絶することができることを確信し、新たなたたかいにたちあがろう。(集会アピールより)