第22回動労総連合定期中央委員会を開催(4/12)
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組織拡大へ、動労総連合は団結ガンバロー
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動労総連合は、4月12日、13時から、DC会館において、動労総連合傘下の各委員及び傍聴が結集する中で、第22回定期中央委員会を開催し、08春闘ストライキを中心とした闘いを高らかに総括するとともに、1047名闘争勝利、反合・運転保安確立、「ライフサイクル」粉砕等、当面する闘いの方針を満場一致で決定した。
中央委員会は、議長に渡辺靖正君(千葉)を選出して議事が進められ、冒頭、君塚正治中央執行委員長からのあいさつ(要旨別掲)を受け、その後、一般経過報告、協約・協定締結報告、当面する取り組み、暫定予算(案)が執行部から提起され、一括して質疑が行われた。
◎質疑での主な発言内容
◆08春闘は3月20日に五日市、22日には吹田機関区でストを闘った。貨物ストではJR総連を動員して監視するという状況に対して支援から抗議の声が上がるなど大きな反響を得た。
4月26日には尼崎現地において、動労千葉も呼びかけて全国集会を行う。107名を殺したJRに反撃する。(西日本)
◆08春闘では地域の労働者と連帯して集会・デモを行った。ライフサイクルの問題では平成採からも色々意見が出ている。組織拡大へ頑張る。(高崎)
◆ライフサイクルについて平成採は、役員に聞いても分からない中で時間が過ぎているという状況で、利用されるだけだと不満が出ている。もっと積極的に出て、組織拡大を実現したい。(水戸)
◆3月14日?15日にストを闘い、この中で京葉車両センターへの抗議行動を展開した。とくに幕張に対しては、管理者による視察と称する管理強化が行われる状況だ。2名に続く組織拡大を実現するために頑張る。(千葉)
◆平成採は動労千葉は正しいと感じている。将来展望等についてもっと話す必要がある(千葉)
◆貨物では3月18日にベアゼロ回答打破の集会を行い団結を固めてきた。(千葉)
◆ライフサイクルで28号までビラを出した。平成採がよく見ている。今後は膝をつき合わせてオルグすることが重要だ。説明会が始まったが、行きたくないとの声が出ている。(千葉)
◆名指しで駅に行けと言われたが、これ自体動労千葉に対する攻撃だ。絶対許さない。(千葉)
質疑応答に対する執行部からの答弁が行われた後、「国鉄分割・民営化攻撃に立ち向かって団結を守り抜いた原点、反合・運転保安闘争の原点にたち返り、階級的労働運動を復権させるために全力で闘いぬく」との委員会宣言を満場で採択し、最後に君塚中央執行委員長の音頭で団結ガンバロー三唱を行い、第22回動労総連合定期中央委員会は成功裡に終了した。
国鉄分割・民営化から21年が経過する中で、闘う労働運動の新たな潮流の本格的な発展が、今ほど望まれている時はない。
原則を守り抜き、職場から反撃しよう。組織の総力を結集して組織拡大を実現しよう。
組合員へのライフサイクル攻撃には、全員のストライキで反撃する!
中央執行委員長 君塚 正治
08春闘では、大幅賃上げと要員要求、外注化阻止に向けて闘いぬいてきた。時代の潮目が変わろうとする中で、動労総連合の未来をかけた闘いとして貫徹された。
分割・民営化から21年を経る中で、JRでは矛盾が噴出し、JR総連革マルを使った労務政策も破綻した。この間レール破断や要員の逼迫状況が切実になっているが、動労総連合が闘いぬく中で矛盾がはっきりと表に出てきたということだ。
一方国労は、JRとの間で「健全な発展に寄与する」という労使共同宣言と見間違うような内容で和解している。しかし、資本は賃下げと要員削減しかやらないことははっきりしている。そして1047名闘争の切り捨てに進んでいる。3・13判決は、解雇撤回の原則を守ることと、職場における資本との闘いを原則的にやりきって力関係を変える以外に勝利の道がないことをはっきりさせた。
「ライフサイクル」攻撃は全員の問題であり、職場から反対の声を上げることが重要だ。動労総連合の組合員に手を付けるようなことがあったら、一人を守るために全員がストライキで反撃しなければならない。
当面、4・26尼崎現地集会とデモを成功させ、洞爺湖サミット粉砕闘争を闘いぬき、そして11月1万人結集を実現しよう。
動労千葉鉄建公団訴訟第16回公判
日 時 4月23日(水)14時から
場 所 東京地裁・506号法廷