JR東日本のベ・ア低額回答を弾劾する!

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JR東日本のベ・ア低額回答を弾劾する!

業務外注化を強行しておきながら、「委託費用の増加」等を理由にして低額回答=労働者への責任転嫁を行おうとするJR東日本を絶対に許さない!

JR東日本の回答(4・1)

1.新賃金について
(1)4月1日現在、55歳未満の社員
 ① 昇給を実施する。昇給係数は4とする。
 ② 基本給に、所定昇給額の6分の1の額及び1100円を加える。
(2)4月1日現在、55歳以上の社員
   4月1日現在の基本給に、在級する等級により、前項に準じて得た額(昇給額の6分の1の額)に、減額率を乗じた額を加える。
  ※(1)(2)による賃上げの平均は、2229円
(3)精算は、6月25日(木)以降、準備でき次第。

2.その他
(1)グリーンスタッフの新賃金について
   基本賃金に、1000円を加算する
(2)エルダー社員精勤手当について
   2015年6月1日に在籍するエルダー社員の精勤手当(2015年度夏季支払分)の支払額に1万8千円を加算する。
   ただし、当該支払分の調査期間を有する者に限る。
 *調査期間を有する者=12月1日~5月31日に在籍する者

 4月1日、JR東日本は、4月1日以降の新賃金の回答を行ってきた。
 回答の内容は、新賃金については、①定期昇給の実施、②ベ・ア分として定期昇給額の6分の1の額及び1100円を加算(平均2229円)するという低額回答だ。絶対に許せない。
 回答にあたってJR東日本は、「新人事・賃金制の趣旨などを勘案して判断した」等の説明を行ってきた。JR東日本は、昨年の春闘から、「定期昇給」を基本にしたベア回答を行っている。新人事・賃金制度は、一般職の場合には35歳前後から賃金が減る仕組みとなっており、一方で、管理者はお幅に優遇される制度として導入された。そして、定期昇級においても管理者に対しては同様になっている。
 こうした制度を利用して行われる賃上げは管理者にはさらに厚く、一般職は薄くという意図の下で行われていることは明らかだ。労働者の団結を破壊する攻撃以外の何ものでもない。徹底的に弾劾しなければならない。(各職制における賃上げ額は左表のとおり)
 この他にJR東日本は、グリーンスタッフの基本賃金について1000円を加算すること、エルダーの今年夏の精勤手当について18000円を加算するとの回答を併せて行ってきた。
 業務外注化ー組織破壊攻撃粉砕!CTSでの本格的賃上げ闘争を闘おう!組織拡大を全力で闘いぬこう!
●各等級におけるベ・ア実施額

大失業と戦争の時代に通用する新しい世代の動労千葉を創りあげよう!

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