農地死守・強制執行阻止!
三里塚芝山連合空港反対同盟
昨年10月来、成田空港会社は市東さんの農地取り上げ強制執行に手を染めることを宣言し、矢継ぎ早に手続きを進めてきました。
これに対して私たちは、全学連や多くの労働者民衆の協力を得て、1カ月あまりに及ぶ24時間座り込み態勢を貫き、年末の4日間決戦に勝利して昨年内の強制執行を阻止しました。
2023年は、年初から強制執行攻撃と対決する文字通りの歴史的決戦の年です。
強制執行は、まさに成田軍事空港建設のために他なりません。
岸田政権は今、「他国の脅威」をあおって軍事費2倍化、大軍拡、改憲・戦争への道をひた走っています。浜田靖一防衛相は成田の軍事使用を公然と打ち出しました。安保3文書の中で民間空港・港湾の軍事使用が位置づけられ、さらに1月中旬に開かれる日米2+2では、自衛隊と米軍による空港・港湾の共同利用方針か決められようとしています。
戦争への道を阻むために、労農連帯をさらに強固にして市東さんの農地を守り、軍事空港建設を粉砕しましょう。JRの大合理化・要員削減攻撃をうち破り、関西生コン支部への重刑・労組つぶしの攻撃を許さず、岸田政権を打倒しましょう。
地域住民と共に闘う動労千葉の「久留里線・房総廃線化反対」と一体で、私たちも空港機能強化に反対して立ち上がる住民と連帯し、第3滑走路建設反対・空港機能強化白紙撤回へと闘います。戦争に向けた国家改造を許さない住民の総反乱をつくり出しましょう。
この決戦の中で生み出される豊かな団結をさらに拡大し、未来を切り拓くべく私たちは闘います。皆さん、共に闘いましょう。
帝国主義政権を打ち倒す闘いを
動労千葉弁護団団長 弁護士 葉山岳夫
激動の2023年が明けました。22年の動労千葉の皆さんのご活躍に敬意を表明させて頂きます。1047名の対中労委裁判闘争も勝利の展望が開けてきました。動労千葉の皆さんの団結力です。
さて、ウクライナでは、プーチンの民族主義的帝国主義的軍事侵略を餌食にして、米帝国主義がNATOを牛耳って闘わせている戦争は、帝国主義戦争そのものです。軍服を着たウクライナの労働者、市民とロシアの軍服を着た労働者、市民が殺しあっているのです。即時停戦すべきです。この事態を利用して没落しつつある米帝国主義は、生き残りをかけて、台湾問題を口実に中国侵略戦争にのめりこもうとしています。岸田帝国主義政権は、日米安保条約が日米軍事同盟である実態をあらわにして、行き詰まった日本帝国主義の生き残りのために中国侵略への道を選び取りました。
岸田政権は、あの安倍政権でさえできなかった安保関連三文書を閣議決定して侵略戦争への道に踏み出しました。米軍情報機関の情報に基づいて敵基地攻撃(反撃)能力の行使を認め、中国について「これまでにない最大の戦略的挑戦」と敵意をむき出しています。岸田帝国主義政権による中国侵略戦争を断乎阻止しましょう。
ウクライナ戦争即時停止、中国侵略戦争断乎阻止の闘いは労働者、農民、市民が自らの命を守るために絶対に必要です。かつて労働者の代表は、第一次世界大戦の直前にバーゼルに集まり、宣言を発しました。しかし、排外主義、自国優先の国益主義に取り込まれて、各国人民は、互いに殺しあうことになりました。この道を断乎拒否して戦争に反対し、これを拒否する自国の政府を打倒することこそ、労働者、人民の生き残る道であることは、歴史が示しています。中国侵略戦争阻止、ウクライナ戦争即時停戦、戦争のための労働組合潰しを粉砕し、団結を固め帝国主義政権を打倒することこそ2023年の闘いの基軸になるべきだと思います。万国の労働者の団結の力で2023年を共に闘いましょう。
廃線化許さず沿線住民とともに闘う
動労千葉OB会 会長 永田雅章
ウクライナ戦争の長期化による物価上昇、エネルギー危機、生活破壊に対して世界でストライキが拡大している中で、岸田政権は従来の2倍の防衛費増額や原発の新規建設や60年を超える原発の再稼働など、すさまじい勢いで改憲・戦争へ向けた攻撃を強めています。こうした攻撃に対して11月6日の全国労働者総決起集会に結集した2200人の人びとと共に全国津々浦々で国葬反対で闘った以上の声を上げて、今こそストライキで闘う時だと思います。そしてこの攻撃を阻止しましょう。
同時に、36年闘い抜いてきた国鉄分割・民営化との闘いも、分割・民営化の破綻が明らかになり、残るは勝利まであと一歩の1047名解雇撤回・JR復帰の裁判闘争です。 解雇撤回・JR復帰署名を数万筆集めきり、その力で井手元JR西日本会長や深澤JR東日本社長の証人採用をかちとり、証人尋問で真実を徹底的に明らかにして、解雇撤回・JR復帰・団交開催の勝利判決をかちとり、失われた労働運動を復権させて、4割廃線化計画や大合理化・要員削減攻撃の反撃に立ちましょう。
OB会は、内房線と地域を守る会、外房線と地域を守る会や沿線住民の人たちと共に、久留里線の廃線を許さず、明るく楽しく闘い抜きます。
動労千葉の精神と努力を大事に
動労千葉家族会 会長 佐藤芳子
新年あけましておめでとうございます。
毎年、年の初めには、良い年であります様にと願うのですが、昨年と変わらず、株が次々と変わるコロナ、長引く悲惨な戦争、上がりっぱなしの物価、私達は悲鳴を上げるばかりです。
でも、こういう時こそ、動労千葉の巌の様な強い団結、仲間を思いやる優しい気持ちが、もっとも必要なのではないでしょうか。
家族会も動労千葉のその精神と努力を大事に、OB会の皆さんと共に、今年も闘っていきたいと思います。