3月ダイ改・合理化攻撃に職場から声を
12月23日、JR千葉支社は①3月18日実施の3月ダイ改提案、②茂原統括センター新設、支社管内全駅の(営業)統括センター化、③乗務員による車内清掃、分割併合の誘導業務、④行路内への「その他時間」設定、⑥駅業務のさらなる外注化・窓口廃止等を提案してきた。
JR東日本は3月ダイ改で大規模な列車削減を打ち出しているが、職場には業務融合・統括センター化の全面的な拡大を提案してきた。鉄道業務も安全もないがしろにし、労働者同士を分断し、労働条件を根本から解体するための攻撃だ。この攻撃を打ち破る力は職場からの闘いだ。3月ダイ改・合理化粉砕の闘いに全力でたちあがろう。
千葉支社3月ダイ改要員提案(3/18実施)
【ダイ改規模】▲518.1㌔
- 「乗務員による車内清掃」は、木更津統括センターでは上総亀山駅、佐倉運輸区では鹿島神宮駅で行う。「折り返し時に、ほうきとちりとりを持って清掃させる」などが想定される。
- 佐倉駅での誘導業務については、車掌が行う。
- 「その他時間」の設定は、労働時間Bを調整して、まとまった時間を設定する。「その他時間で、木更津統括センターの無人コンビニの品出しを乗務員が行う」などが想定される。
【乗務線区見直し及び要員体制の見直し】
実施箇所 蘇我運輸区京葉派出所
【臨要員の見直し】
実施箇所 木更津統括センター、千葉運輸区
【準備時間見直し】
実施箇所:木更津統括センター、全運輸区
【乗務員による車内清掃の実施】
実施箇所:木更津統括センター、佐倉運輸区
【佐倉駅での乗務員による分割併合時の誘導業務実施】
実施箇所:佐倉運輸区
【その他】
- 業務のさらなる融合と連携に向けた「その他時間」を行路内の一部時間に指定する
実施箇所:木更津統括センター、全運輸区
運営体制の見直し(3/1実施)
【津田沼営業統括センターの一部業務委託化】
- ホーム等の従来業務を縮減し、業務領域を広げ、新しい価値創造に繋げる体制にする
- 津田沼駅の車内点検業務、乗客の案内業務等をセントラル警備保障(CSP)へ委託
- 遺失物業務をステーションサービス(JESS)からCSPへの委託に変更
【働き方・作業ダイヤ見直しによる体制変更】
- 成田営業統括センター(成田空港駅)、大網駅で「柔軟に業務を行う」体制にする。
全面的な(営業)統括センター化提案(7/1実施)
- 千葉エリアを分割して、茂原エリアを新設
- 千葉エリア、新浦安エリア、木更津エリア、成田エリアに所属する駅を(営業)統括センター化
→全駅を(営業)統括センター化する
- 成田営業統括センターと銚子運輸区を融合して成田統括センターを設置する。
- 茂原エリアの各駅と鴨川運輸区を融合して茂原統括センターを設置する。
参考
【乗務改札の駅社員無配置化】
実施箇所 西船橋駅(下総中山方、船橋方のメトロ乗換専用改札を無人化)
実施時期 3月1日
【みどりの窓口の営業終了】
実施箇所 館山駅
実施時期 3月23日
※廃止後は「話せる券売機」を設置