5月1日、新宿駅東口アルタ前において、5・1メーデー行動が、風雨の中300名の結集で勝ち取られた。東京労組交流センターの各地区の仲間を先頭に、動労千葉、改憲・戦争阻止!大行進呼びかけ人の高山弁護士、青年労働者、学生などがリレーアピール。今年は、ウクライナ情勢の中で「反戦メーデー」として重要な闘いになった。
特筆すべきは、新宿のみならず、全労協や全労連のメーデーに対して右翼の妨害が突出し、全労協の日比谷メーデーでは実行委員会の労働者に殴る蹴るの暴行。暴力をもって言論を圧殺する戦前と同じことが始まっている。5・15沖縄闘争、バイデン来日=戦争会議弾劾5・22集会デモ、7月国鉄全国集会、11月労働者総決起集会へ、「戦時下」に勇気と元気をもって闘い抜こう!
5・1台湾鉄道労組がストライキ
台湾の鉄道労働者は、台鉄の会社化・民営化に反対して台鉄産業労働組合を先頭にして、休日出勤拒否(事実上のストライキ)を闘い抜きました。報道によれば、運転士は10人しか出勤せず、全台湾で一日18本しか動かなかったということで、ほぼ全線がストップしたことになります。
動労千葉は、この闘争に対して台鉄産業労働組合に連帯声明を発し、また「闘争支持」などのスローガンを掲げた連帯写真を送った。ただちに同組合の魏書記長から「日本の仲間たちの多大な支援に感謝します」との謝意が寄せられた。組合のフェイスブックに連帯声明と写真が掲載され、日本の労働者からの連帯に多くの反響が起きている。
全国運動の呼びかけ人
花輪さんを偲ぶ会
国鉄闘争全国運動」の呼びかけ人であり「関西生コン労働組合の弾圧を許さない東京の会」結成時の共同代表、花輪不二男(享年88歳)さんが昨年12月に亡くなった。
故人を偲ぶ会が渋谷勤労福祉会館で4月30日行われた。
東京西部ユニオン鈴木コンクリート工業分会の吉本伸幸さんが、「花輪さんは鈴コンの14年間の闘いをいっしょに闘った仲間であり『おやじ』でした。花輪さんの意志をついで闘う」と語った。
偲ぶ会では、東京西部ユニオンと共に歩んだビデオが上映された。
追悼メッセージから代表して関西生コンの武谷書記次長のメッセージが読み上げられ、ゆかりの人たちからあいさつがあった。
最後にご家族から、花輪さんを「不二男さん」と呼んでいたこと、家族旅行がメーデーの集会デモだったりしたこと、働く人の大切さを教わった事などが語られた。
いつもニコニコされていた花輪さんを偲ぶ会らしく明るい偲ぶ会にとなった。