今が外注化阻止の最大の正念場だ
動労水戸は今日、JRの10・1外注化絶対反対でストライキを行います。
今日は外注化に伴う出向の事前通知が行われる日です。紙切れ一枚で別会社で働くことを強制する会社側の態度。まるで将棋の駒のような扱いに対して我慢する必要があるのだろうか?職場に渦巻く怒りは頂点に達している。今日のストにあたって多くの職場の仲間がスト破りを堂々と拒否し、仕業検査の藤枝守組合員の代務が全く決まらず助役が代務せざるをえない状況になっています。この団結があれば外注化は必ず止められるのは間違いありません!職場の皆さん!今が外注化を阻止するための最大の正念場です。
会社の狙いはあくまで全面外注化です。来年には誘導が、その次は機動班と交検の外注化が狙われています。事実千葉の京葉車両センターでは、今回対象から外れていたはずの機動班から3名の出向者が出ています!今回の外注化攻撃を許せば、職場の団結が破壊され、今後の会社の様々な攻撃に対し闘う力は奪われてしまうのは明らかです。困難な状況の中でこそ「強制出向絶対許すな!」の思いでみんなが一つに団結すれば必ず道は開ける。会社は労働者の団結を心底恐れています。全ての仲間が闘えば会社の無謀な計画も理不尽な命令もぶったおせる!自分と仲間を本気で守るために今こそ一歩踏み出し闘おう!仲間を守るために全員でたちあがろう!
デタラメだらけの外注化
この間の団交ではっきりしたことは「会社の主張は100%デタラメ!」であるということだ。今回の外注化計画そのものが金儲けのためだけの施策であることは間違いない。「エルダー社員の働く場の確保」も「プロパー社員の育成」もウソ。
業務委託を拡大して安い労働者に置き換え、人件費削減するためでしかないのだ!職場で働く労働者の人生や安全に対する誇りも全て無視した現金勘定にすぎない。
これまで様々な異常時にしっかり対応し、鉄道の安全を守ってこれたのは、何より労働者がその異常時に対し柔軟に対応できる職場環境・体制があったからこそではないだろうか? 外注化はJRと外注会社に分断することになり、異常時に職場が混乱することは目に見えています。
労働組合の力を発揮する時皆さんは、そもそもなぜ労働組合というものが存在するのか考えたことはありますか?
労働組合とは、自分や仲間を守るため、労働者の権利や誇りを守るためにあるのではないだろうか?
組合は幹部の私物ではない!
労働者の怒りや団結を抑え込むことが果たして労働組合の役目だろうか?
これまで動労水戸はどんな状況下においても全力で仲間を守り抜いてきた!
それはこれからも揺らぐことは決してない! 外注化の理由も出向の理由も何一つありません。
こんな理不尽で無責任極まりない施策を労働者の怒りで弾劾し、仲間と共に働き、生きていくために闘おう!今こそ動労水戸に結集しよう!労働者の団結力を存分に発揮し、外注化を我々の力で阻止しよう!