台風一過の好天のもと、「市東さんの農地を守ろう!空港機能強化粉砕!改憲阻止・自民党政権打倒!10.3三里塚全国集会」が成田市栗山公園において開催されました。
農業を守ことがる未来につながる
はじめに、反対同盟事務局の伊藤信晴さんが主催者あいさつ。続いて、東峰の萩原富夫さんが基調報告。「最高裁請求異議を上告棄却して強制執行可能な情勢ですが、成田空港そのものが必要ない。一日平均の旅客数はたった3800人。成田はほぼ貨物空港になっている。こんな空港に市東さんの農地をやれない。機能強化も必要ない。廃港に追い込む時です。資本主義をやめなければ地球が壊れます。農業を守ることが未来につながる。三里塚闘争を守り発展させよう」
渡辺新書記長が登壇
連帯のあいさつの最初は、関道利委員長。新体制を確立した第51回定期大会の報告と11・7全国労働者総決起集会への参加を訴えました。続いて、渡辺剛史新書記長が紹介され「農地を守り鉄路を守り、労農連帯で闘いましょう」と力強くあいさつしました。関西生コン支部の西山執行委員は、「現場から闘いを作り上げ、三里塚とともに勝利まで闘う」と熱い決意を表明しました。
うそをつかない、あきらめない
市東孝雄さんは、「『うそをつかない、あきらめない』これを信念にこれからも天神峰で畑を耕していきます」と不動の決意。合間に川口真由美さんのギター演奏をはさみ、元気よくデモを貫徹。希望あふれる新たな三里塚闘争が始まりました。
「棘2」上映会 船橋で盛況に開催
9月23日、船橋勤労市民センターで「棘2」上映会が170名の参加で大盛況でした。関西生コン業界において産業別労働組合として画期的な成果をつくりだした関西生コン支部の武健一委員長を描いた映画です。
戦後最大規模とも言われる弾圧を受ける同労組の支援のために有志で実行委員会をつくられ、千葉で初めての上映となりました。労働組合の団体参加や住民団体、市会議員など多数の参加があり、運動の広がりを実感させました。
画面の中から武委員長は「社会を健全化するための労働組合が解体されてしまっている。関生を作り直し、業界を作り直す。弾圧は3倍返しする」と訴えています。
映画上映後、関生支部の武谷書記次長、解雇争議を闘う県内の労組、動労千葉・関委員長が挨拶し、最後に、呼びかけ人の金元重さんが集会を締めくくりました。