関道利委員長ー渡辺剛史書記長 動労千葉新体制確立 第51回定期大会(9/26~27)2日目

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第51回定期大会2日目は、予算案の提起から議事が再開され、大会方針に対する質疑応答が行われた。途中でかけつけた映画「棘2」の杉浦弘子監督から挨拶を受けた。最後に、関委員長の総括答弁、2021年度スローガン案、運動方針案、予算案が全体の拍手で承認された。決定された方針に基づくスト権投票は、100%で批准された。

今大会は、2年に一度の人事大会であり、役員選出では新副委員長に中村仁君(中央)、関和幸君(千葉転)、佐藤正和君(千葉機)、新書記長に渡辺剛史君(幕張)、新書記次長に佐野正幸君(木更津)をはじめとした新役員体制が選挙管理委員長から発表され、信任投票で全員が信任された。

新旧役員あいさつで、渡辺書記長は、「書記長の任は重いですが、新しい動労千葉として前進させ、がんばっていきたい」と決意を語った。続いて、委員・各種委員の選出、大会宣言が発表され、議長団解任あいさつ、大竹副委員長の閉会あいさつ、関委員長の団結ガンバロー三唱で第51回定期大会は大成功のうちに終了した。

出された主な意見
▽仕業検査の延伸は、派出の存続にかかわる問題だ。
▽仕業検査の周期延伸は安全の切り捨て。排気管の亀裂など仕業検査で発見している。6日から9日への延伸で年20回分の検査が削減される、車・技分科は撤回を求め行動していきたい。
▽ワンマン車両は、電気連結器の地上髙が下がったため、鹿とか猪とぶつかって高額な部品を枠ごと交換している。会社のコスト削減と矛盾している。
▽千葉機では、この2年でほとんどが定年退職を迎え、深刻な事態になるが会社はどう考えているのか。シニア賃金格差の解消を。SNSに投稿されるなど安心して乗務できない状況。マニア対策を。
▽CTS津田沼事業所の安全衛生委員会で、会社は30分くらいで済まそうとしていたが、職場から多くの改善要求が出て2時間以上かけて様々な要求を勝ちとり職場の雰囲気も変わった。組織拡大につなげたい。
▽幕張支部として、これから確立される新執行部を全力で応援します。それには組織拡大しかありません。動労千葉を次の世代につなげていこう。
▽65歳以降の就労希望を、口頭だけでなく、書面をもってはっきり伝えるべき。
▽運転職場では、結婚し家も持った若い人たちが自分たちの将来に不安になっている。エルダー運転士で65歳以降も残りたいということについて本部も支部も考えていかなければ。
▽CTSの清掃の要員削減について詳しく教えてもらいたい。
▽エルダー運転士で、このまま65歳まで働くのがだいぶきつくなっている。エルダー専用の行路とかが必要。
▽内房・外房・鹿島線で2両編成のワンマン運転が導入され、2024年には拡大するという、本部としてどう取り組むのか。
▽「乗務員の業務等の見直し」は、安全のために必要な時間を削り、労働強化につながる重大な問題。乗務員分科は、今の時間も満足ではない中で、乗務員の声、現場の声をもとに細部も含めて徹底的に交渉していく。

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