JRの訴訟参加めぐって勝利決定!JRは法廷に出てこい! 国鉄1047名解雇撤回・JR復帰・団交開催 行政訴訟

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9/29 第5回行政訴訟 東京地裁に大結集を!
署名運動の前進をかちとろう

9月29日(水)10時30分~ 東京地裁527号法廷
(9時45分 東京地裁前集合)

JR東は裁判の当事者だ!

われわれの闘いは、ついにJRが裁判の〝当事者〟であることを認めさせた!

この間、1047名解雇撤回・JR復帰をめぐる行政訴訟において、JRを裁判に引きずり出すための闘いを展開してきた。だが、驚くべきことに中労委とJRは審理を行う前から「組合の主張が認められることはないから、JRを裁判に参加させる必要はない」と主張してきた。

だが9月2日、東京地裁は「JRを訴訟に参加させろ」という組合側の申立てを認める決定を出した。〝JRは裁判に出てこい〟ということだ。JR東日本は裁判所の決定に従って、ただちに法廷に出てこい!

中労委の審理拒否を許すな!

千葉県労委、中労委は一貫して審理そのものを拒否してきた。われわれが暴き出した国家的不当労働行為の真実に触れれば、「解雇撤回・JR復帰」以外に結論はない。だから、真実を隠ぺいして国家とJRを擁護してきたのだ。

JR設立委員長の斎藤英四郎が不当労働行為の不採用基準策定を指示した。このことをわれわれが行政訴訟で追及しても、「国鉄改革法に名簿作成は国鉄が行うと書かれているから、事実がどうだったかは関係ない」「かつての裁判でJRの不当労働行為は認められなかった。だから、審理する必要はない」と主張してきた。

行政訴訟へのJR参加をめぐっても同じだ。「裁判所が審理する前から結論は決まっているからJRは参加しなくていい」といったのだ。

「JRに責任はない」「JRはこの事件の当事者ではない」というために、徹底して審理を行おうとしない労働委員会の姿! 「労働者の団結権を擁護する」どころか、真実を隠ぺいして番犬のようにJR・政府を必死に守ろうとしている。どこまで腐りきっているのか!

だが、裁判所もこのあまりの暴論を受け入れられなかった。「はじめからJR・労働委員会の主張が認められることを前提にすることはできない(当然だ!)」「参加者になるJRが反対していても変わらない」として、「JRを参加させろ」というわれわれの主張を認めたのだ。

すべての真実を明らかにしろ!

裁判の焦点は、核心の問題である「国家的不当労働行為の真実」を徹底的に明らかにさせることだ。中労委は、この過程の事実について「認めるか認めないか」さえ明らかにしていない。

労働委員会が「認否は必要ない」という以上、組合側の主張を前提に審理を進めるべきだ。だが、前回裁判で裁判所は、「JRが訴訟に参加するか否かによっても判断が変わる」「次回までに考えたい」として判断を先延ばしにした。

中労委が隠ぺいした真実を明らかにすることこそ、裁判所の行うべきことだ。そこから逃げることは断じて許されない!

JRの訴訟参加は認めさせた。次は、葛西JR東海名誉会長、深澤JR東社長などの証人尋問を実現させ、徹底した審理で真実を明らかにさせよう。署名運動に全力で取り組み、解雇撤回・JR復帰まで闘いぬこう。

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