4月10日、動労千葉を支援する会・木更津と改憲・戦争阻止!大行進千葉の呼びかけで、木更津現地で「オスプレイはいらない!4・10木更津行動」が130名の結集で行われた。動労千葉は木更津支部を先頭に参加した。
駅前でリレートーク
木更津駅前でのリレートークの司会進行を支援する会木更津の仲間がおこない、呼びかけ団体を代表して「大行進千葉」の仲間があいさつした。「陸自オスプレイは昨年7月に1機目が配備されて以来、現在5機が配備されている。年内にも17機が配備される予定だ。さらに沖縄の米海兵隊、横田基地の空軍のオスプレイ整備基地として強化されようとしている。このままいったら木更津は『軍都復活』の街になってしまう。風雲急を告げる中で、今日の行動を呼びかけた」とアピールした。
多くの人がアピール
続いて護憲・原水禁君津木更津地区実の代表、地元でオスプレイ配備反対を訴えてきた市民が発言し、「南西諸島防衛のために陸自オスプレイと国が言うが、水陸機動団という軍隊を輸送するということは中国と戦争すると言うことだ。絶対に反対しなければならない」と訴えた。
続いて2人の木更津市議、柏市議、習志野で反基地運動を行っている市民団体、動労千葉や三里塚反対同盟池田反軍裁判を闘う仲間、止めよう戦争の道!百万署名運動千葉や大行進神奈川の仲間など多くの人がマイクを握りリレートークを行った。
また集会には、チラシを見た地元住民や、たまたま通りかかった市民の方も「がんばって」と声をかけ、飛び入り参加もあった。
駐屯地へデモ
木更津駅前から陸上自衛隊木更津駐屯地に向かってデモ出発。のぼり旗、組合・団体旗、横断幕を林立させながら、「木更津の街にオスプレイはいらない」「オスプレイは、佐賀にも、沖縄にも、どこにもいらない」「侵略戦争の為のオスプレイの配備をするな」「住民と自衛官の命を危険にさらすオスプレイ反対」などコールしながら、駐屯地正門前まで貫徹した。そして陸上自衛隊に対してオスプレイ配備の中止を求める要請行動を行った。
「地方の反乱」は不可避
菅政権はコロナ禍で生活が疲弊し困窮している中で、改憲・戦争に向かって敵基地攻撃能力の形成や日米軍事一体化を進めている。木更津など内房地域では、列車削減やワンマン運転導入、学校統廃合など、住民が生きていく基盤が破壊される一方で、産業廃棄物処分場拡張工事やオスプレイの木更津配備などが進められているのだ。地方切り捨てによる生活基盤の破壊、その一方で戦争に突き進むことへの怒りは、必ず「地方の反乱」となって爆発していくことは間違いない。
「支援する会・木更津」の奮闘で大成功
支援する会木更津の仲間は、「今回の行動は、仲間内の集会から脱皮して、オスプレイに反対している住民、市民団体、議員の方が、それぞれ1人、5人、10人と人を増やして参加してくれ大成功だ。計画・準備、当日のスタッフも地元が先頭に担った。後日、参加者からメールで『充実した集会、行動だった』の感想をいただき、木更津行動は大成功だった」と総括している。