貨物会社 新賃金回答(3/16)
13年連続ベアゼロ回答弾劾!
貨物協議会 春闘集会を開催(3/15)
貨物会社は、3月16日、2012年度の新賃金について、13年連続のベアゼロ・定期昇給のみ実施という回答を行いました。断じて許すことはできません。
ベアゼロ回答の前日15日、貨物協議会春闘集会を開催し、意思統一を行いました。
集会は大久保千葉機関区支部書記長の開会あいさつで始まり、斉藤支部長、本部田中委員長あいさつ、この間の交渉報告を本部大竹副委員長が行いました。
斉藤支部長は「JR貨物は今年もベアゼロを強行しようとしています。この間、JR貨物に働く労働者は、12年連続のベアゼロ、超低額の期末手当、JRカードの廃止、55歳での賃金70%、60歳からの超低額賃金などにより、生活条件は年々悪化の一途をたどっています。」
「一方、職場においては統廃合や要員削減が続き、とても安心して働くことのできる職場環境とはいえない状況の中で、不安・不満・怒りが生み出されています。こうした一切の矛盾の原因は、分割・民営化政策に伴う構造的問題であり、現場で働く労働者に責任を転嫁することは断じて許されません。JR貨物は、組合要求に基づき誠意をもって解決すべきです。」
「東日本では、4月1日より『新人事・賃金制度』が改悪され、実施されようとしています。新人事・賃金制度は、貨物が先行していたわけですが、この間、予算の関係で頓挫しています。貨物においても近い将来、この問題が再浮上することを見据え、闘いを強化していかなければなりません。12春闘勝利! 貨物ベアゼロ・賃金格差を弾劾して、全力で総決起しましょう」と、熱い挨拶を行いました。
清水さんの遺志を受け継ぎ、 闘おう
また、「なによりも当支部・清水匠さんが突然、逝去されました。とても悲しく、残念でなりません。千葉機支部にとって大打撃です。心から哀悼の意を表しますと共に、清水さんの遺志を受け継ぎ闘いに邁進していきたいと思います」千葉機支部全員が団結して頑張ることを全体で共有しました。
石川貨物協議会副議長の団結ガンバロー三唱で集会は成功裡に終了しました。
ベアゼロの連続は、なによりも青年労働者を直撃します。働けど働けど雀の涙であり、賃上げどころの話ではありません。組織拡大を勝ち取り、格差・貧困社会と闘う、これを解決する労働者の団結=労働組合を甦らせよう!