抗議声明 臨調基本答申を弾劾する

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三里塚·ジェット闘争貫徹!「国鉄35万人体制」粉砕!
臨調基本答申を弾劾し、断固対決する
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一九八二年七月三十日
国鉄千葉動力車労働組合
人民大衆の名においてこのたびの基本答申に反対し、かさねてその全面白紙撤回を求めるものであります。
わが動労千葉は、三里塚労農連帯、国鉄労働者の生活と権利を守り、反戦·反核平和を闘うすべての
のこそ基本答申の真の姿であります。
このような資本家的目先の利益と政治的利権を追い求めて、労働者人民に多大の犠牲をおしつけるも
発は自然と人間の生存への挑戦であり”死の世界、死の列島のをうみだすものであります。
らすものであり、また核エネルギーの開発は、おそるべき核兵器の生産、核戦争をもたらし、原子力開
刑事被告人·田中の「軍事空港」発言は、おそるべき軍事大国化と農業、漁業、住民生活の破壊をもた
ことなくより一層搾取と抑圧を強めるものこそ基本答申であると断言できます。
経済大国日本は、世界に貧困とエンサの声をまきちらしているにもかかわらず、なんらかえりみるこ
騒音公害を生み出し、自然を破壊し、政治の腐敗をその極点にまでおしあげております。
石油をめぐる絶えまない戦火とその拡大、石油経済は石炭と国鉄の危機を生み出し、ロッキード汚職、
あらわれであります。
激動する内外情勢の中で、経済摩擦は高まり、不況の中で失業は増大し、IBMや教科書問題はその
申に反対するものであります。
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·反核·反基地·侵略差別抑圧と闘うすべての住民大衆と広はんに連帯し、闘っている立場から基本答
て、断じて容認できるものではありません。
国鉄労働者に血の犠牲をおしつけてくるものこそ第四部会であり、四〇万国鉄労働者とその家族にとっ
増税なき財政再建のかけ声とはウラハラに増税、国債発行、軍費の増大をはかり、国鉄労働運動解体、
一、わが動労千葉は、三里塚軍事空港に反対し、労農連帯の旗をかかげ闘っているものであり、かつ反戦
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「国鉄再建は国家再建のモデルケース」などというにおよんでは、なにをかいわんやであります。
この責任はひとえに政府自民党、財界の責任に帰するものであります。
なりません。
国鉄「赤字」の原因は、日本の経済構造、国政のあり方によって必然的にうみだされたものであり、
と権利をハク奪することは、あまりにも理不尽であり、民生をないがしろにする所業であるといわねば
態なるダンビラをふりかざし、分割·民営化のドウカッをもって首切り合理化を強行し、労働者の生活
低賃金と過酷な労働で苦しんでいる国鉄労働者と家族に対して”キリステごめんッとばかりに非常時
強く怒りを表明するものであります。
協の裏切りに走らせ、おぞましい密約をもって国鉄労働運動の分断·解体をはかろうとしていることに
あろうことか鉄労や動労「本部」などの屈従的態度をみてとり、かれらをそそのかしてブルトレ·現
聞くにたえない反動キャンペーンをもって、まちがった世論をかもしだそうとしております。
臨調は”赤字“の原因が国鉄労働者の責任であるかのごとく「ヤミ·カラ」「たるみ」などとじつに
であります。
ものであり、労働組合として反対することは当然であります。
一、わが動労千葉は、なかでも第四部会における「国鉄再建」に関して重大な決意をもって反対するもの
全組合員·家族の強固な団結で組織破壊攻撃を粉砕せよ!
この基本答申は、軍事大国化·改憲にむかっての布石であり、実に理念のあやまてる転換というべき
そ、より確固としてまもり発展させなければならないものであります。
のと断ぜざるをえません。
平和、民主、福祉こそ労働者大衆が強く求めているものであって、激動する内外情勢の中にあってこ
た道 を求めるものであり、政治、経済社会の指導理念、指導能力の全面破綻とその喪失を表明したも
理念としての平和主義、民主々義、福祉主義をすてさり、外に武を求め、内に惨をもたらす”いつかき
一、基本答申にあっては、わが動労千葉がつね日頃から懸念していたとおり、今日の日本のあり方の基本
抗議声明
その全面白紙撤回を求め、組織の総力をあげて闘うことを決意する。
昨日発表された第二臨調の基本答申に関して、わが動労千葉は、強く抗議の意思を表明するとともに、
CD
中動芳千葉
82.7.31
No. 1110
(鉄電)二九三五~六·(公衆)8回さニ(2)七二〇七
千葉市要町二–八(動力車会館)
国鉄千葉動力車労働組合
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