被爆65周年弾劾!
8・9長崎、原爆の日
爆心地に向けシュプレヒコール
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8・8長崎反戦反核集会で発言する中村執行委員 |
8・6ヒロシマを闘った仲間と合流して、長崎での闘いが始まった。集会はヒロシマでの熱気をそのままに、長崎県労働者福祉会館において、18時より九州で闘う運輸労働者の仲間の司会で始まった。
8・8長崎反戦反核集会
冒頭、8・6広島ー8・9長崎反戦反核闘争全国統一実行委員会の三角事務局長が主催者あいさつを行った。「オバマ政権は、今年4月に米核戦略体勢見直しの中で、自国の核戦力については超絶対的に体制を護持しつつ、公然とイラクと北朝鮮への核戦争発動がありうることを宣言した。こうしたアメリカの動きの中で、民主党・菅政権も日本の核武装に動きを本格化させている。それは、事故により14年以上にわたって停止していた高速増殖炉「もんじゅ」を今年5月6日に稼働させたことに示されている。民主党は改憲政党だが、「9条改憲」の意味するものは核戦争であり、だから民主党は核武装政策に全力をあげているのだ。こうした世界核戦争への動きに対して巨大な反撃の烽火があがっている。何よりも87年の国鉄分割・民営化以来闘われてきた国鉄1047名闘争の裏切り的な和解に対して、『国鉄分割・民営化反対』『解雇撤回・現職復帰』を高々と掲げた新たな国鉄闘争が開始され、労働運動が音をたてて大前進しようとしている。核戦争を止め、核を廃絶する道は労働者の国際連帯の闘いによって、核戦争へと突き進む日米両帝国主義を倒していく以外にない。今、開始された新たな国鉄闘争はその本質から、労働者の帝国主義打倒へとのぼりつめる団結をつくり拡大する闘いだ。この闘いの発展は核戦争をぶっとめる労働者の団結をつくりだす闘いそのもの。国鉄闘争の前進と一体で、新たな安保・沖縄闘争が爆発している。安保とは、沖縄基地問題であり、核問題そのものだ。反核闘争とは、反安保闘争そのものであり、沖縄闘争と連帯して今年の反核闘争を爆発させなければならない」と結んだ。
続いて「大恐慌下でのオバマ政権の核戦争政策」と題して、核問題研究情報センター吉田義久代表より講演が行われた。「大恐慌の中でアメリカの国家財政は大破綻している。それ故にオバマは、核兵器に対しては湯水のように金を投入している。核戦争推進政策を展開する資本は核兵器と戦争を儲けの道具にしている」ことを明らかにしました。
沖縄からの熱い連帯メッセージが読み上げられた後、国際連帯発言として、ドイツの学生3名から、「階級的労働運動の全世界的復権が私たちの最大の希望です。ヒロシマ・ナガサキを繰り返すな!戦争絶対反対!国境を越えた労働者階級・民衆の国際連帯で核を廃絶しましょう」と訴えた。
次に国労闘争団の羽廣憲さんが発言し、「解雇撤回や謝罪ない「和解」になんで判が押せるのか。これからも自分の信じる道を闘う仲間とともに団結して歩んでゆく」と力強く訴えた。
動労千葉を代表して、1047名闘争当該の中村執行委員が発言。「動労千葉争議団の裁判闘争は、田中委員長、高石団長が証人に立ち、国鉄=運輸機構の不当労働行為を完全に暴き出し追い詰めている。いくつになっても絶対、解雇を撤回させて現場に戻ってやる。腐った労働組合幹部を批判だけしているだけじゃだめだ。あいまいさなどない。資本の奴隷の道か、否か。労働者と資本は非和解である事を鮮明にして、既成の体制内労働組合を内から食い破り、すべての闘う労働者と団結して、現場を組織し、組織して闘おう。動労千葉は、その先頭で闘う決意です」と訴えた。
自治体労働者、教育労働者の決意が表明され、まとめに、スタンダードバキューム石油自主労働組合の入江委員長が、「労働者の団結で、核も資本もぶっ飛ばそう」と訴え、成功裡に終了した。
8・9菅来崎阻止・祈念式典糾弾!
8・9は、早朝より長崎原爆朝鮮人犠牲者追悼集会に参列、献花を行い、城栄公園に移動して、菅来崎・祈念式典糾弾の集会が九州の仲間、学生を先頭に行われた。 青年の発言では、動労西日本の山田副委員長が、「非正規も、派遣もない差別のない労働者の社会を作ろうと」力強く訴えた。
デモ行進に出発。被爆65周年弾劾!ヒロシマ・ナガサキを繰り返さないぞ!労働者の団結で、核を廃絶しよう!のシュプレヒコールを叩きつけ、11時2分、爆心地前に到着。核武装に突き進む菅政権を打倒するぞ!、オバマの核戦争政策を許さないぞ!沖縄闘争とともに核廃絶を勝ち取るぞ!菅はナガサキから帰れ!と強烈なシュプレヒコールを浴びせ、祈念式典弾劾闘争を貫徹した。