国鉄「分割 · 民営化」反対!三里塚二期工事阻止!
労働基準法改悪を弾劾する!
—
J
I
三里塚一国鉄ー沖縄決戦の勝利で日帝·中曽根を打倒するぞ!
のである。
特定の週、特定の日の労働時間を十数時間に(上
労働時間が四〇時間を超えない定めをした時は」、
定で「三ヶ月以内の一定の期間を平均し一週間の
三ヶ月単位のものを例にあげてみると、労使協
ずれも長時間労働に拍車をかけるものである。
主的に決定する勤務形態」の四種類があるが、い
ックスタイム制(始業、終業の時刻を労働者が自
三ヶ月単位のもの、3一週間単位のもの、4フレ
この「弾力化」には、3一ヶ月単位のもの、2
これこそ、「労働基準法」改悪の最大の問題点な
つぎに、「労働時間の弾力化」の問題である。
めの「労働時間の弾力化」
長時間労働、タダ働きのた
は、まさに労働者を欺くためのポーズなのである。
なっていないのである。「週四〇時間労働制」と
にする、というだけで、なんら具体的な内容には
三年をめどに四四時間、九十年代前半に四〇時間
る。そしてこの五日も、本人や家族の病気などで
自由にとれるのは五日程度になってしまうのであ
間」「新法定時間は四六時間」として政令で定め、
三二条) には「週四〇時間」を掲げるが「当分の
現するのか全く不明なのである。
しかし、この「週四〇時間労働制」も、いつ実
に利用しようというのだ。
対する内外の批判をかわし、中曽根の対外的宣伝
「週四〇時間労働制」を掲げ日本の長時間労働に
こういう中で「労働基準法改正(悪)案」は、
本則(労基法
のである。
カ (一八五〇時間)と比べても三四二時間も長い
比べて三〇%、五〇〇時間も長い。二位のアメリ
で年平均二一九二時間で、欧米の一六九一時間と
それによると、日本の労働時間は、製造業部門
出していると指摘された。
が短縮傾向にあるのに、日本だけが逆に増えて突
「世界の労働」報告書の中で、世界的な労働時間
九月三日にILO(国際労働機関) が発表した
まず、労働時間の問題である。
·過密労働を温存·強化するものとなっている。
力化」「みなし労働時間」などによって現在の長時間
なポーズをとっているが、実は、労働時間の「弾
を掲げるなどいかにも労働時間の短縮を目指すよう
今回の労基法の改悪は、「週四〇時間労働制」
「週四〇時間労働制」のペテン
打倒するまで闘うものである。
ともに、三里塚ー国鉄ー沖縄決戦の勝利で日帝を
織され、中曽根の進める「総決算」攻撃のもと、
下げ等、あらゆる搾取が強行されることは明らか
ぎれもなく資本家による強労働、労働条件の切り
われわれは、法案の可決を徹底的に弾劾すると
る。こんなことを絶対に許すことはできない。
「新たな戦前」へと突き進もうとしているのであ
そして、愛社精神、愛国主義、排外主義へと組
をもたらすことは明らかである。
この改悪案のもと、傘下労働者にさらなる重労働
民労連」などは、民社党の協力に見られるとおり
である。特に、今秋十一月に発足せんとする「全
て可決された「労働基準法改正(悪)案」は、ま
以上のように、今回自民党、民社党などによっ
ないのである。
:
ほとんどなくなってしまうということになりかね
付与することができる」として、実際に労働者が
協定により年次有給休暇を五日を超えて計画的に
に増えるということは事実だが、「使用者は労使
年次有給休暇の問題では、現行の六日から十日
、
日帝打倒こそ労働者解放の道
化できるのである。とんだまやかしなのである。
すことができるし、長時間、過密労働も温存·強
働時間は統 計上短縮され、内外からの批判をかわ
「みなし労働」が拡大されることで、日本の労
ものと「みなす」というものであり、このような
した場合でも、八時間の所定労働しかしなかった
働者は働くこともできなくなってしまうのである。
外交などの「事業場外労働」で、十二時間労働
しが「タダ働き」「をさせるためのものである。
また、「みなし労働時間」の導入とは、早い話
これでは、女性労働者、とりわけ子供を持つ労
もそれが所定内労働であるかぎり、残業代は支払
散期には短時間にすることができるのである。
われないのである。
さらに、この「弾力化」は、十数時間労働して
十一時間という様に、繁忙期には長時間労働、閑
が平均四〇時間であれば、今日は五時間、明日は
つまり、三ヶ月の期間で、週あたりの労働時間
限なし)にすることができる、というのである。
全組合員·家族の強固な団結で組織破壊攻撃を粉砕せよ!
労働基準法改悪を徹底的に弾劾しなければならない。
家は労働力を骨のずいまで吸いとることを制度化したものであり、一〇〇%の改悪である。
という歌い文句とは逆に、長時間労働の容認、さらに、変形労働時間の大幅導入で、資本
準法改(悪)案」が自民党、民社党などの賛成多数で可決、成立した。「労働時間の短縮」
九月十九日、第十〇九臨時国会において、労働時間法制の全面的改悪を狙った「労働基
日
知動劳千葉
87.9. 24
9
2
No. 2661
(鉄電)二九三五~六·(公衆)〇四七二(2)七二〇七
千葉市要町二–八(動力車会館)
国鉄千葉動力車労働組合
労働基準法改悪を弾劾する!
—
J
I
三里塚一国鉄ー沖縄決戦の勝利で日帝·中曽根を打倒するぞ!
のである。
特定の週、特定の日の労働時間を十数時間に(上
労働時間が四〇時間を超えない定めをした時は」、
定で「三ヶ月以内の一定の期間を平均し一週間の
三ヶ月単位のものを例にあげてみると、労使協
ずれも長時間労働に拍車をかけるものである。
主的に決定する勤務形態」の四種類があるが、い
ックスタイム制(始業、終業の時刻を労働者が自
三ヶ月単位のもの、3一週間単位のもの、4フレ
この「弾力化」には、3一ヶ月単位のもの、2
これこそ、「労働基準法」改悪の最大の問題点な
つぎに、「労働時間の弾力化」の問題である。
めの「労働時間の弾力化」
長時間労働、タダ働きのた
は、まさに労働者を欺くためのポーズなのである。
なっていないのである。「週四〇時間労働制」と
にする、というだけで、なんら具体的な内容には
三年をめどに四四時間、九十年代前半に四〇時間
る。そしてこの五日も、本人や家族の病気などで
自由にとれるのは五日程度になってしまうのであ
間」「新法定時間は四六時間」として政令で定め、
三二条) には「週四〇時間」を掲げるが「当分の
現するのか全く不明なのである。
しかし、この「週四〇時間労働制」も、いつ実
に利用しようというのだ。
対する内外の批判をかわし、中曽根の対外的宣伝
「週四〇時間労働制」を掲げ日本の長時間労働に
こういう中で「労働基準法改正(悪)案」は、
本則(労基法
のである。
カ (一八五〇時間)と比べても三四二時間も長い
比べて三〇%、五〇〇時間も長い。二位のアメリ
で年平均二一九二時間で、欧米の一六九一時間と
それによると、日本の労働時間は、製造業部門
出していると指摘された。
が短縮傾向にあるのに、日本だけが逆に増えて突
「世界の労働」報告書の中で、世界的な労働時間
九月三日にILO(国際労働機関) が発表した
まず、労働時間の問題である。
·過密労働を温存·強化するものとなっている。
力化」「みなし労働時間」などによって現在の長時間
なポーズをとっているが、実は、労働時間の「弾
を掲げるなどいかにも労働時間の短縮を目指すよう
今回の労基法の改悪は、「週四〇時間労働制」
「週四〇時間労働制」のペテン
打倒するまで闘うものである。
ともに、三里塚ー国鉄ー沖縄決戦の勝利で日帝を
織され、中曽根の進める「総決算」攻撃のもと、
下げ等、あらゆる搾取が強行されることは明らか
ぎれもなく資本家による強労働、労働条件の切り
われわれは、法案の可決を徹底的に弾劾すると
る。こんなことを絶対に許すことはできない。
「新たな戦前」へと突き進もうとしているのであ
そして、愛社精神、愛国主義、排外主義へと組
をもたらすことは明らかである。
この改悪案のもと、傘下労働者にさらなる重労働
民労連」などは、民社党の協力に見られるとおり
である。特に、今秋十一月に発足せんとする「全
て可決された「労働基準法改正(悪)案」は、ま
以上のように、今回自民党、民社党などによっ
ないのである。
:
ほとんどなくなってしまうということになりかね
付与することができる」として、実際に労働者が
協定により年次有給休暇を五日を超えて計画的に
に増えるということは事実だが、「使用者は労使
年次有給休暇の問題では、現行の六日から十日
、
日帝打倒こそ労働者解放の道
化できるのである。とんだまやかしなのである。
すことができるし、長時間、過密労働も温存·強
働時間は統 計上短縮され、内外からの批判をかわ
「みなし労働」が拡大されることで、日本の労
ものと「みなす」というものであり、このような
した場合でも、八時間の所定労働しかしなかった
働者は働くこともできなくなってしまうのである。
外交などの「事業場外労働」で、十二時間労働
しが「タダ働き」「をさせるためのものである。
また、「みなし労働時間」の導入とは、早い話
これでは、女性労働者、とりわけ子供を持つ労
もそれが所定内労働であるかぎり、残業代は支払
散期には短時間にすることができるのである。
われないのである。
さらに、この「弾力化」は、十数時間労働して
十一時間という様に、繁忙期には長時間労働、閑
が平均四〇時間であれば、今日は五時間、明日は
つまり、三ヶ月の期間で、週あたりの労働時間
限なし)にすることができる、というのである。
全組合員·家族の強固な団結で組織破壊攻撃を粉砕せよ!
労働基準法改悪を徹底的に弾劾しなければならない。
家は労働力を骨のずいまで吸いとることを制度化したものであり、一〇〇%の改悪である。
という歌い文句とは逆に、長時間労働の容認、さらに、変形労働時間の大幅導入で、資本
準法改(悪)案」が自民党、民社党などの賛成多数で可決、成立した。「労働時間の短縮」
九月十九日、第十〇九臨時国会において、労働時間法制の全面的改悪を狙った「労働基
日
知動劳千葉
87.9. 24
9
2
No. 2661
(鉄電)二九三五~六·(公衆)〇四七二(2)七二〇七
千葉市要町二–八(動力車会館)
国鉄千葉動力車労働組合
