夏期手当カット 理由なき差別扱い

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国鉄「分割·民営化」反対!三里塚二期工事阻止!

夏期美)理由なき差別扱いはんどめられない
いのである。差別支配·組合潰しのためには、デ
ないとなれば、カットされた本人は、改め様もな
等を読めるのが目的のはずである。理由すら言わ
いうことは、そのことによって、日頃の勤務成績
当局側の論理からしても、賃金カットをすると
しのみが目的なのである。
カット、差別のための差別、ただひたすら組合潰
当な理由など何ひとつないのだ。カットのための
今がおろされているというのである。つまり、正
は、理由など絶対に言ってはならない」という指
押し黙ってしまう背景には、本社から、「現場で
現場長が、このような対応をし、ただひたすら
いのだ。
に基づく以外に各個人を「査定」できるはずもな
ということがあり得るはずはない。現場長の報告
のである。「現場は何も知らされていない」など
金を勝手にカットしておいて、理由すら言わない
金は当然にも賃金、生活給の一部である。その賃
こんなデタラメな話しがあるだろうか! 一時
ことはできない」と言うのである。
も知らされていない」「現場では理由を説明する
である。「支社で判断したことだから、現場は何
対してすら、ひと言もその理由を説明しないこと
て異常なことは、現場長が、カットされた本人に
今回の一時金カット攻撃で、とりわけきわだっ
拒否する当局を許すな
カット理由の説明すら
にはいかない。
れは、このような不当労働行為を断じて許すわけ
ップは鉄道労連の組合員に集中している。われわ
カット者のほとんどが動労千葉組合員であり、ア
が強制配転をされている各駅·売店では、一時金
らかでないまでも、運転職場及びわれわれの仲間
る。当局が一切を秘密にしているので、細部は明
支配であり、勤労千葉潰しを狙った賃金差別であ
した東日本当局の労務政策は、極めて異常な強権
ぶ。とりわけ、五四名中五一名ものカットを強行
欠を除く) カット額は最高で十八·三%にもおよ
ットを強行した。 (東日本五一名、貨物三名、病
狙いうちにして、五四名もの仲間の夏季一時金カ
JR東日本·貨物当局は、動労千葉の組合員を
申 し 入 れ 事 項
回 答 又 は 見 解
1. (夏季手当の)増·減について、本人
夏季手当の支給にあたっては、就業規則に基づいて、調査期
に対する説明を現場長が拒否していること
間内における個々の社員の勤務状況を具体的、客観的に把握し
は、極めて不当である。説明を拒否する理
、厳格公正に行ったものである。個々の社員の夏季手当につい
ての判断、決定は人事の一環として所属長(支社長)がその権
由を明らかにするとともに、直ちに説明す
るよう指導されたい。
限に基づいて行ったものであり、箇所長(現場長)には権限の
ない事柄であることから、個々の社員の問い合わせに対しても
箇所長が責任をもって回答するということはできないもので
2. 就業規則の適用により、不利益な扱い
を受けた場合の救済措置を明らかにするこ
ある。なお、成績率の適用に関する疑問等が生じた場合につい
と。
ては、労働組合法等に則った集団的な労使関係のルールの中で
しかるべく取り扱っていくこととなる。
にはいかない。(つづく)
れわれは、理由ない差別扱いを断じて認めるわけ
これは、事実上の回答拒否、団交拒否である。わ
「回答」をくりかえし読みあげるのみであった。
官僚主義まる出しで、テープレコーダーのごとく
当局は、われわれの具体的な質問には一切答えず、
いものである。しかも、二時間ほどの団交の間中、
局の回答は別掲のとおり、ひとかけらの誠意もな
しかし、七月十三日に開かれた団交の場での当
対し、申二七号をもって団体交渉を申し入れた。
対し、このような差別扱い、一時金カット攻撃に
動労千葉は、七月七日、JR東日本千葉支社に
「団交」、「回答」
ひとかけらの誠意もない
は断じて許すわけにはいかない。
タラメにデタラメを重ねるJR当局を、われわれ
全組合員·家族の強固な団結で組織破壊攻撃を粉砕せよ!
狙いうち的な一時金カットを許すな
当局説明すら拒否 ろ、団な
好動芳千葉
1988.7.2/
No2859
(鉄電)二九三五~六·(公衆)〇四七二(2)七二〇七
千葉市要町二–八(動力車会館)
国鉄千葉動力車労働組合
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