車両技術分科会 第21回定期委員会に集まろう!
検修・構内全面外注化攻撃を断固粉砕する闘いに起とう!
車両技術分科会第二一回定期委員会が、一月三〇日(土)パークサイドホテルにおいて開催される。
昨年、一〇月二九日にJR東日本が提案してきた、「グループ会社と一体となった業務体制のさらなる推進」が、まさに検修関係の切捨て=外注化―若年出向―分社化を策すものであることは、JR本体に残すとしている、新系列の交番検査(機能保全)も五年後には外注化されると、公然と言われているがごとくだ。
本社交渉でも明らかな通り、二〇〇〇年九月に提案された「委託業務」は、この九年間で外注化できた業務量は約三〇〇名弱にすぎなかったことが明らかとなった。これは、動労千葉が外注化を阻止してきたように、闘えば外注化を止めることが出来ることを示している。
今次提案と、この二〇〇〇年九月提案を含め、「基本的に全対象箇所・業務を一斉に委託する」とし、その要員規模は一五〇〇名としているが、「当初の委託規模」であることは、その業務内容からも明らかな通りだ。
「新系列の交番検査(機能保全)も五年後には委託する」と公然といわれているではないか。要するに検修関係の車両職は丸投げ、切捨ての対象とされたのだ。
すべての検修職場の労働者を直撃する若年出向攻撃!
つまり将来的にJR本体に残る業務は、ごくごく少数の専門的チームが本社や支社に残るのみなのだ。
幕張車両センターでこの間、策動され強行されている、露骨な動労千葉の組合員に対する不当な攻撃―交番検査からの排除、派出検査への不当配転―業務などそっちのけで、職場から排除し外注化の地ならしを行うがごとくの意図そのものだ。
とりわけ一月末退職者の補充を口実とした幕張支部への組織破壊攻撃が、いままた画策されている。断じて許しがたい攻撃だ。
しかし今次提案での外注化攻撃は、検修関係で働く者すべてを直撃する。平成採の青年労働者も、その例外にはならない。いま交番検査や技管にいるからといって無縁でないことは、この間の日刊動労千葉でつまびらかにしてきた。すべての車両職の労働者に読んでもらいたい。どういうことが起ころうとしているのか。車両職がどうなろうとしているのか。この行き着く先がどうなるのか。共に闘いに立ち上がることこそ、自らの職場、自らの労働条件、自らの生活を守る道なのだと。
3月ダイ改闘争―館山検査派出廃止阻止に起とう!
一月一四日、千葉支社は三・一三ダイ改提案において、館山検査派出の廃止を提案してきた。
館山派出廃止の理由として、入出区作業を本線で対応、現在、行っている仕業検査も幕張車両センターで行い、業務そのものがなくなるからだとしている。
しかしこれは、この間、ハンドル担当の退職補充も行わず、その予備要員も作ってこなかった状況のなかで、館山・鴨川派出でのハンドル担当の欠乏状態の強制、度重なる勤務変更、休日出勤の強制という経過をみても明らかなように、「退職補充要員」がいないから廃止するという何の理屈もないものだ。そもそも外注化を対象として要員養成を行ってこなかったこと、検修切捨てが会社側の本音なのだ。
館山・鴨川派出で働く労働者を、休みもまともに取れない状況に、この間置き続け、いままた館山派出を廃止するとする提案など、断じて許せない。
いまや闘いの課題は明確だ。すべての検修職の仲間は、車両技術分科会第二一回定期委員会に結集しよう!
闘いの旗の下に!すべての車両職の仲間は外注化粉砕に向け、団結しよう!
第21回車両技術分科定期委員会
●1月30日(土)14時より
●千葉市・パークサイドホテル 会議室