恐るべき乗務員勤務制度改悪 上

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国鉄千葉動力車労働組合
島動労千葉
乗務員勤務制度改悪
工凡
:

(上)
〒280 千葉市要町2番8号(動力車会館)
(鉄社):
著 2935- 2936 番
91.8.28(公)+5433
No.
動力車乗務員
「内達制定以降42年の歴史のなかい
で最悪の「動乗動」改悪だ!
勤務制度
列車乗務員
勤務制度
改悪 改運
乗務員勤務制度
米全く同一の制度に!
(車学)
来日本が進める「五万人体制」合
なによりも、この提案は、JR
に恐るべき大合理化攻撃である。
「乗務員勤務制度の改悪案は、まさ
!
大攻撃だ !。
事故だけがのしかかることになる
難い「労働地獄」的な労働強化と
そして、われわれの上には、堪え
状態となることは明らかである。
理化も、とどまることを知らない
が突破された場合、他の部門の合
き着いたように、ここでこの攻撃
り、そして分割·民営化強行に行
ような大合理化攻撃の突破口とな
が、その後の全系統にわたる嵐の
悪攻撃である。
三」での「動乗勤」改悪協定締結
「六〇·三」に先立つ「五九·
史をとおして、最大の抜本的な改
れて以来四二年の国鉄·JRの歴
しその内容は、「内達」が制定さ
提案」として、本社から各組合に
連絡が行なわれていた。しかし提
であることがはっきりしたのだ。
マルは、全ての動力車乗務員の敵
務制度の改悪攻撃であるが、しか
伴う超勤前提交番導入に継ぐ、勤
達一号」廃止=「動乗勤」改悪に
ていることである。
が内々に合意したうえで提案され
は、「六〇·三ダイ改」での「内
動力車乗務員の合理化攻撃として
八月六、JR東日本が提案した、理化の最大の中心軸をなす攻撃だ。
合理化の中心軸をなす
「東日本五万人体制」
運転労働は、言うまでもなく、
しまったことである。
勤務制度を全く同一のものとして
車乗務員と列車乗務員(車掌)の
特殊性を一切無視·否定し、動力
の【第一の特徴】は、運転労働の
今回の乗務員勤務制度改悪攻撃
案は一旦延期され、実際に行なわ
この提案は、当初「七月三十日
まさにここにおいて、JR総連革
総連と事前に協議され、JR総連
ばならないことは、これが、JR
○1日平均労働時間は?
超勤
7:16
7:10
労働時間B
労力時间A
(現行)
(改悪)
米 超勤前提交番をやめる. と言っているが…
しかし、恐るべきことが ····
たえず事故の不安におびやかされ、
神的緊張が長時間連続すること、
極めて不規則な勤務のうえに、精
は、二重三重の改要 !!
動力車乗務員にとって
動乗」と列乗」を一本化
の先兵はJR総連革マルである。
だ。まさに、乗務員勤務制度改悪
れ、「合意」が成立したというの
の間にJR総連との協議が行なわ
合意の上で行われた·
また、徹底して弾劾されなけれ·れたのは、八月六日であった。こ
提案は、丁R総連ん
(ウラにつづく)
たような内容なのである。
ったのである。
<労働時間(B)>とは、労働時間を7時間10分ピッタリに
するための、いわば調整労働時間。例えば、A区1組の平
均労働時間がワ時間ちょうどとすると、月21勤務で、10分
×21日=210分の労働時間のマイナスが出る。これを各仕
業の行先地に割り振って、列車の遅延等に対応する時間に
するのだとい …。
二重三重の改悪が一挙に行なわれ
まさに、動力車乗務員にとっては、
それと一本化してしまったのだ。
「列乗」自身を全面的に改悪し、
に合わせたというだけではなく、
しかも、単に「動乗」を「列乗」
く同じ一本の勤務制度としてしま
こうしたことを一切無視して、全
てきた。しかし、今回の改悪は、
車乗務員とは全く別個に考えられ
代から動力車乗務員の勤務は、列
労働である。だからこそ、国鉄時
求されることなど、極めて過重な
して、緊急に適切な対応措置が要
ない拘束性、一切の異常事態に対
ろうと運転席を離れることができ
こと、一旦乗務につけば何が起こ
切の責任が全て一身にのしかかる
命の危険や逮捕·刑事罰も含め一
しかも一旦事故が発生すれば、生
反合·運転保安確立!反戦·反核を担う労働運動を!
待合せ時(日)が労働時()でなくなる !!
9:00着
(準備時間)15分

(待合せ

着9:00
←–折返し時間
.
:
1時間35分
発10:35
《折返(時间
しては見ない、ということだ。
時間あろうと、それは労働時間と
つまり折り返しで何分あろうと何
時間」も労働時間から排除された)
ったことである。(同時に「訓練
を全て労働時間から排除してしま
る行き先地での「待ち合わせ時間」
分まで労働時間として見られてい
【第二の特徴】は、現在、六十
(減少)
60分
までは、全て
時间
捨て時间
労働時间。
(減少)
(準備時間)20分
10:35発
(現行)
しているが、これもとんでもない
き、九百円の手当てを支払う」と
ついて六〇分だけは、六〇分につ
先地手当』を設けて、各行先地に
会社側は、「その代わりに『行
さらにそこから労働時間Bが引か
イナス折返し準備時間〉なのだ(
間が何時間あろうと、へ六〇分マ
の対象となる時間は、行先地の時
ペテンである。実際手当て支払い
つづく
次号に
カいても七時間十分 !!
から排除––今以上に
「待合せ時間」を労働時間
「行先地手当」のペテン !·
泊勤務で七五円!
(改男)
になるのは明らかだ。しかし、「
今以上の長大仕業が作られること
時間の切りちどめが行なわれれば、
べるとおり、これに加えて、準備
が生み出せることになる。後に述
総体で見れば、充分数人工の要員
間五二分になってしまうのだ。区
で、黙っていても労働時間が六時
ある。つまり、現在の勤務のまま
·訓練時間が一日平均約三九分で
三一分。このうち待ち合わせ時間
現在の一日平均労働時間は七時間
千葉運転区三組を例にとれば、
ペテン·トリックである。
るが、実はこれが、とんでもない
ように改善した」などと称してい
やめて、七時間十分で交番を作る
今回の提案では、超勤前提交番を
を作成することになっているが、
七時間十六分を超えて乗務割交番
会社側は、「現在は、労働時間
うことになってしまうのである。
労働時間は七時間十分です」とい
労働時間は、こうなる!(千葉運転区·3組の場合)
待合せ時間
訓練時間
総労働時間
1日平均労働時间
現行
23:36
3:48
315:30
7:31
改悪
0
0
288:06
6:52
※全く同じ労働をして、労働時間が減ってしまう !?
..。
の提案には盛られているのだ… …
らない。もっとひどいことが、こ
しかし、改悪点はこれにとどま
悪である。
いうのが今回の乗務員勤務制度改
超勤は一銭も払う必要がない、と
働者を徹底的にコキ使い、しかも
痒くもないということである。労
時間をとろうが、当局側は痛くも
何時間食事時間をとろうが、睡眠
とだ。この制度が実施されれば、
働時間に納まってしまうというこ
れ、しかもそれが七時間十分の労
大仕業·長時間拘束の勤務が作ら
って起こることは、たいへんな長
今回の乗務員勤務制度改悪によ
か三七五円!)だ。これが泊りの
三五分=二五分(金額にしてわず
対象となるのは、六〇分マイナス
とれば、「行先地手当」の支払い
されている。つまり、現在を例に
到着·出発合わせて三五分が確保
説明)。現在、折返し準備時間は、
れる 。…… これについては別項で
○「行先地手当』(60分につき900円)のペテン!
25分
(準備時間)
7時間
長大仕業がのしかかる !!
超勤はゼロになる !!
徹底的にコキ使われ、
(準備時間)
30分
23:00着
「行先地手当」の対象時間は、60分まではその時間。
60分を超えた場合は、 何時間あろうと60分。しかし…
60分ー(準備時间+労働時/월)と計算する。
つまり、この場合、60-(25+30)=5分(わずか75円)
6:00 発
(米労働時間日は、別項で説明 もし、これが5分あれ
ば手当支払い時間はゼロになる!)
乗務員勤務制度改悪だ。
一泊して七五円! これが今回の
時間は、わずか五分·七五円だ。
間あろうと、手当ての支払い対象
まり、着発六時間あろうと、七時
備時間が合わせて五五分ある。つ
なる。泊りの場合、現在前後の準
部分になればもっとひどい話しに
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