第60回定期委員会を開催

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第60回定期委員会を開催
30周年をステップに09春闘勝利!組織拡大へ総決起しよう!

 動労千葉は、2月14日、DC会館において第60回定期委員会を開催し、09春闘勝利と結成30周年ー組織拡大闘争への総決起を中心とした当面する取り組みを決定した。
 定期委員会は君塚副委員長の「ライフサイクル闘争に勝利した、09春闘へ総決起しよう」の開会あいさつで始まり、幕張支部の小沢委員を議長に選出し、議事が進められた。スローガン案の提起の後、田中委員長が執行委員長あいさつをおこなった。
 経過報告が提起の後、議題では当面する取り組み、暫定予算案、協約・協定締結承認、30周年記念レセプションに関わる追加予算の提案、家族会からの問題提起と家族会運動の発展に向けての別紙提案が本部より報告された。
鈴木貴雅君を特執に指名
 その後、本部提案に対する討議がおこなわれ、活発な意見が出された。
 本部から答弁がおこなわれた後、拍手でスローガン、方針、暫定予算が承認された。特別執行委員の指名では、本部乗務員分科会長の鈴木貴雅君が指名された。
 委員会宣言が採択され、最後に委員長の団結ガンバローで終了した。
 大幅賃上げ獲得へ、生きさせ労働者の声を結集し、09春闘へストライキで立ち上がろう。
出された主な意見
◎ 第二、第三の平野君を獲得するためにがんばっている。OB会に入っている人も結構いるが、何をやっているかわからない人もいるのではないか。OBにも日刊動労千葉を配ったらどうか。
◎ エルダー社員が増えてきたが、劣悪な労働条件で働いている。また、車両整備でイエローカード13枚だとクビだと言っている。エルダー対策を講じてほしい。
◎ 車両技術分科は、定期委員会を開催して地上職から反合・運転保安闘争を闘うことを確認した。大量退職になるが、NTTでは、50歳で出向・転籍になったがこれからどうなるか。2等級・3等級の組合員がいるが、試験を受けるようにしてほしい。
◎ 貨物は要員問題が深刻だ。仕業を1日おきに移管して対応している。また、運賃半額がなくなる、9年ベアゼロのなかで制度を残してもらいたい。
◎ 銚子の市民病院問題では3万2000の署名が集まり、市長リコールの住民投票になる。銚子運転区存続の問題について要請していたが、市長が替わってもやっていきたい。 ライフサイクル問題では、出される意識がなかったり、あきらめているのがいる。組織拡大へ奮闘していきたい。
◎ 乗務員分科は、常任委員会を開催して09春闘、ダイ改への取り組みを討論した。下り勾配問題についても、運転時分が変わらないと余裕が全くなくなる。余裕時分の確保していく運動を。
 などの意見が出された。

執行委員長あいさつ

 今日の定期委員会で決定することは3つある。09春闘の基本方針を決定すること。2番目は、30年を大きな節目と自覚して飛躍していくことが大切だ。30年を総括をして原点から出発しよう。動労千葉の役割を真剣に考えよう。3つは、この時代をどう見るのかということだ。見方を誤ったら全く違う道に行ってしまう。4者4団体は、1047名闘争の総括すら出来ない。
 09春闘の問題、情勢をどう見るのか。派遣切りで数十万の労働者がクビを切られている。労働者のクビを切ることが蔓延しているがまだ始まったばかり、この情勢の中で春闘があり、労働組合がある。
 今起きている現実、底が抜けたみたいに資本主義が崩壊している。1ヶ月後の見通しが立たない。資本主義体制の最後の姿、大恐慌が始まった。
 全ては国鉄分割・民営化から始まった。あらゆる勢力が屈服したからだ。
 この20年間、規制緩和、民営化によって資本家の自由にさせてきた。これが新自由主義。貧困と格差、労働者は無権利にされ資本家が膨大な金儲けをする。サブプライムローンはサギだった。三つめは戦争だ。イラクもアフガニスタンも完全に行きづまった。
 核心問題は、労働組合の問題。世界は労働者が動かしている。労働組合が最前線に登場する時代がきた。
 09春闘は、腐った労働組合のあり方を変える闘い。09春闘では①怒りを団結させ、ゼネストをかちとろう。②大幅賃上げを勝ちとろう。③運転保安要求を前進させよう。④組織拡大を絶対にかちとろう。これら四つの課題を掲げて09春闘に総決起しよう。

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