台湾富士ゼロックス労働組合への連帯メッセージ(日本国鉄千葉動力車労働組合)

台湾の富士ゼロックスの労働者が昨23日から無期限ストライキ突入

台湾富士ゼロックス労働組合のみなさん、

ストライキに立った台湾富士ゼロックス労働組合の仲間のみなさんに、海を隔てた日本の地より、心からの連帯のメッセージをお送りします。

私たち鉄道運転士・整備士を中心として組織する国鉄千葉動力車労働組合(動労千葉)は、20万人を職場から追い出して強行された国鉄分割民営化(1987年)に反対し、現在も団結を堅持して闘い抜いています。

日本帝国主義足下の多国籍企業・富士フイルム(ホールディングス)は、富士ゼロックスを傘下に置き、光学器、液晶素材、医療・医薬から化粧品にまで事業を拡大して来ました。そして本年1月には、日本内外1万人にも達する大規模なリストラ攻撃を発表し、長時間労働・残業代未払い、労災申請妨害・隠蔽、配転・首切りなど、全世界の労働者に対し許しがたい攻撃を加えています。

貴労組のストライキは、この攻撃に敢然と立ち向かう正義の闘いであり、ここに諸手を挙げて支持・連帯することを表明します。

私たち日本の地でも、安倍政権が推進する新自由主義の諸施策は全て立ち行かなくなり、遂に8時間労働制に象徴される労働法制の解体攻撃が始まりました。非正規職労働者が40%を超し、労使関係にない請負労働(請負業者)に労働者を落とし込める攻撃も拡大しています。

そして今、労働者の基底的な団結形態である労働組合というあり方を一掃し、労働者の持つあらゆる紐帯を切断して総非正規職化に向かう攻撃が激化しています。

私たち日本の戦後労働運動は、“労働組合が解体された時に侵略戦争が始まる”と言う重い歴史の教訓をその原点として出発しました。私たちは今この原点に立ち返り、国鉄分割民営化反対の闘い(国鉄闘争)を基軸として、職場生産点で資本と原則的に対峙する中から、改憲・戦争を絶対に許さない闘いをつくり出して行く決意です。

共に闘いましょう!

  • 貴労組の正義のストライキ、断固支持!
  • 台湾富士ゼロックスは、真摯・誠実に団体交渉に応じよ!
  • 富士フイルム・富士ゼロックス、徹底弾劾!

2018年10月26日
国鉄千葉動力車労働組合(動労千葉)
動労千葉国際連帯委員会
https://doro-chiba.org/

台湾の富士ゼロックスでストが続いています!

台湾富士施乐劳动工会的连带消息(日本国千叶工会)

 台湾富士施工会的各位

我们将向站在罢工的台湾富士施乐工会的伙伴们送上衷心的连带的消息。

以我们铁路司机·整备士为中心的国铁千叶动力车工工会(动劳千叶)反对将20万人从工作岗位赶出而被强行行动的国铁分割民营化(1987年),现在也坚持团结一致。

日本帝国主义足下的跨国企业富士胶片(控股集团)将富士施乐置于旗下,从光学器、液晶素材、医疗、医药到化妆品扩大了事业。而本年1月,在日本国内外的1万人也达到大规模重组攻击发表,长时间劳动、加班费未支付、工伤申请干扰、隐瞒,调动·斩首等,全世界的劳动者难以容许的攻击。

贵工会的罢工,是对这个攻击勇敢对抗的正义的斗争,表明在这里举手支持和连带。

在我们日本的地方,安倍政权推进的新自由主义的各项措施都不去了,终于开始了以8小时劳动制象征的劳动法制的解体攻击。非正规职劳动者超过40%,在没有劳使关系的承包劳动(承包业者)中将劳动者进入的攻击也在扩大。

并且,现在,清除工人的基底的团结形态的劳动工会这一方式,切断工人的所有纽带来进行总非正规职化的攻击激化。

我们日本的战后劳动运动是以“工会解体的时候侵略战争开始”这样沉重的历史的教训作为其原点出发了。我们现在回到这个原点,作为以国铁分割民营化反对的斗争(国铁斗争)为基轴,从在职场生产点和资本和原则上对峙中,做出绝对不允许改宪、战争的斗争的决心。

一起战斗吧!

  • 贵工会的正义罢工,坚决支持!
  • 台湾富士施乐,应认真对待团体谈判!
  • 富士胶片·富士施乐,彻底弹劾!

2018年10月26日

国铁千叶动力车工工会(动劳千叶)
动劳千叶国际连带委员会

組合員たちは日本台湾交流協会の前で座り込み抗議中

台湾富士ゼロックス労働組合ストライキ声明書

使い捨てと見なされるのを拒否する!団結闘争が唯一の道
我々は台湾富士ゼロックスの社員だ。12年前(2006年)日本富士フィルムは台湾の中信グループ(CTBC Financial Holding Co)傘下の台湾富士ゼロックスを買収した。そのとき従業員の権利に損はないと宣伝したが、ただ二年経ったところでリストラを敢行した。多数の社員は事務所に呼ばれサインして会社を出ていけと命令されたり、派遣職に転落するようになった。中年失業は本当に労働者に起こる最悪の悪夢だ。その後労働組合を立ち上げたが事態を挽回するのにはもう手遅れだ。そのとき立ち去った同僚の様子はいまも我々の心に深く残った。そして、我々はもう一度同じ場面に迫られようとしている。
我々は営業、技術、そして庶務という3大業種でなりたっている。仕事をする時背広を着る。ヘッドクオーターは台北の繁華街のビルで子会社も高雄の時代富豪というビルにある。我々は社会でいうホワイトカラー労働者で、オフィスで反抗心がないという話をよく聞く社員だ。我々の専門は事務所で書類処理に関するサービスだ。我々は一所懸命に働いている。営業マンはクライアントを取るのに必死だ。だが、業績が悪くなるとほかの業務に移動するよう命令され、適応に支障が生じた場合、不適任で辞退を迫る。庶務社員は命を削って深夜まで残業をした。ところが、上司はそれを残業として認めなかったせいで過労は闇に埋もれた。技術社員、つまりエンジニアの運命は24時間お客のために待機することだ。そのせいで、多数の同僚は機械を修理し続けたところ脳梗塞になった。しかし、産業災害認定においてもわざと人を困らせた。富士ゼロックスはエコなどの事業を通し社会企業の賞を数々受賞した。だが、見た目きれいな商標の裏側に労働基準法を繰り返し違反し、その頻度は台湾で指折りのブラック企業だ。
皮肉でも、我々は無数の会社に効率と専門をもたらしたが、今は消耗品として捨てられる岐路に立たされている。
十年前会社は我々にリストラのあと賃金を上げてやると話したことがある。だが、十年経った今でも賃金は上がっていない。それどころか、十年後の今日は富士フィルムは61億ドルでアメリカの富士ゼロックスを買収した途端、全世界で1万人リストラ計画をすぐさまに打ち出した。毎年4億ドルの人件費を削減するのが目的だった。資本家の眼中に利益しかなく、労働者は犠牲を余儀なくされた。台湾富士ゼロックスは黒字を上げているのにも関わらず、300名、つまり全社員の30パーセントのリストラを‘配分’された。その後、会社側は大量の社員の勤務評定を大幅に過低評価し、B-と評した。社員は今不安の毎日を過ごしている。今回のリストラ計画について、会社側は今まで一度も台湾富士ゼロックス労働組合と交渉したことがない。日本の親会社の命令一つで、台湾の労働者は犠牲をしいられなければならないのか?日本と台湾は外交において友好な関係にある。けれど、日本の資本家は植民地の考えで台湾の労働者を対しているのか?
活路を求めるために、我々はただ自分の仕事場で革命を起こすしかない。93%の投票率、組合員全体の78%がストライキに賛成した。我々は共同でこの難しい決断をした。親愛なるお客様、私たちの立場をわかってください。我々が成功し、本当に良質なサービスを提供できるように願う。台湾各地にある組合員、団結しよう。私たちは遠くにある日本の財閥に運命を左右されることを拒否し、自分の未来を掌握しよう。対等交渉をしろ!日本資本は植民地扱いをやめろ!日本の同志たちにも呼びかける!労働者には国境はないだ!私たち台湾人労働者のストライキに支持を送ってください!

 

 

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