私たちは今日、関西生コン支部・港合同・動労千葉の3労組の呼びかけのもと、改憲と戦争に反対する諸団体が結集しました。
安倍・自民党は、総選挙公約で、「自衛隊の明記」「緊急事態条項の新設」など「改憲4項目」をうちだしました。核心は9条解体です。その目的は実際に戦争をするためです。米日韓連合軍による朝鮮半島での戦争です。
安倍政権は、「北朝鮮の脅威」「国難打破」を扇動して、解散・総選挙を強行しました。小選挙区制と野党の分裂によって3分の2の議席を確保しましたが、労働組合を取り込み、戦争・改憲反対を解体することはできませんでした。危機に陥っているのは安倍政権です。2018年~19年の改憲発議と国民投票との決戦のはじまりです。
私たちは、どのように闘っていくべきか。
改憲と労働法解体に協力し、産業報国会の道を進む連合幹部の手から闘う労働組合を取り戻そう。階級的労働運動をつくりだし、改憲・戦争反対の中心に立つべきときがきました
韓国では10月28日、「ろうそく革命は終わっていない」と、「社会大改革・反戦平和」を掲げて6万人がソウルの光化門広場を埋めました。日韓米の労働者国際連帯こそ戦争を止める力です。
あらゆる場所から改憲と戦争に対する闘いを開始し、一つの力に結合させよう。戦争と改憲に反対する署名運動に取り組もう。沖縄基地建設を阻み、共謀罪廃止をともに闘おう。福島の怒りと連帯し、被曝労働拒否・原発再稼働阻止を闘おう。
本日の「改憲阻止!1万人大行進」は闘いの出発点です。パククネを打倒した韓国の闘いに続こう。今日の闘いを10万、100万人のデモへ、ともに闘おう!
2017年11月5日
東京・日比谷野外音楽堂