委員会宣言 –動労千葉 第76回定期委員会

  委員会宣言

 本日われわれは、DC会館において第76回定期委員会を開催し、第2の分割・民営化攻撃と対決し、全面外注化・分社化攻撃粉砕、3月ダイ改阻止、17春闘勝利に向けた闘いの方針を決定した。

 国鉄分割・民営化から30年。職場ではJR体制の大再編=第2の分割・民営化攻撃が開始されている。その核心は、「水平分業」と称する「外注革命」=分社化・転籍・総非正規職化攻撃であり、「選択と集中」「戦略的ダウンサイジング」を掲げた不採算線区の廃線・国家的リストラ攻撃だ。またその攻撃は、単に一企業の再編というだけでなく、安倍政権の「成長戦略」「働き方改革」、社会丸ごと民営化攻撃と表裏一体の国策・国家戦略として進められようとしている攻撃だ

 JR北海道は、今運行している路線の半分以上を放棄する廃線計画を発表し、衆院予算委員会では、麻生副総理が「こうなることは始めから分かっていた。国鉄分割・民営化は失敗だった」と公言している。
 職場は激変しようとしている。グリーンスタッフ採用中止は駅業務を別会社に切り離していく布石だ。3月ダイ改では「内房線系統分離」と称して、ローカル線の全面的な切り捨て攻撃が始まっている。乗務員への労働強化が限界を超えて進み、息もできないような職場支配、乗務停止・処分・配転攻撃が乱発されている。生理現象を理由にハンドルを奪われ、強制出向が命じられるのだ。外注化反対闘争を潰すために幕張には革マル分子が送り込まれた。深刻な事故が続発している。CTSの就業規則改悪も分社化に向けたグループ企業再編の一貫をなすものだ。

 さらに、JRはこれまでの労務政策を明確に転換し、革マル結託体制を最後的に清算しようとしている。東労組は大混乱に陥り、それが現場の労働者の意識を大きく変えようとしている。

 第2の分割・民営化攻撃との闘いは、全ての労働者の未来を左右する攻防戦だ。われわれは2・12集会でその決戦に突入することを宣言した。われわれは、30年間の闘いの中でその土台を築いてきた。国鉄分割・民営化が国家的不当労働行為であったことを最高裁で認めさせ、17年間に及ぶ闘いで外注化攻撃を破たん寸前のところまで追い込んできたのだ。強制出向無効確認訴訟で明らかになったのは、JRが外注化・強制出向の正当性を何ひとつ主張できず、労働局までが検修構内外注化を「偽装請負の疑いが強い」と指導していた現実であった。また、2月4日の「内房線切り捨てのダイヤ改正に反対する集会」の大成功は、地方切り捨てに走るJRへの怒りの声が爆発寸前まで高まっていることを示した。

 われわれは、歴史の重大な転換点に立っている。韓国・民主労総を先頭とした民衆総決起闘争は、新自由主義が生み出した「社会の総崩れ」というべき現実に対する深い怒りの声が、いよいよ社会の根底的な変革を求める力となって声をあげはじめたことを示した。トランプの登場をきっかけとしたアメリカ階級闘争の非和解的衝突もそうだ。トランプはアメリカ帝国主義の延命のために、世界中に分断と大軍拡と戦争をもたらそうとしている。日米会談の共同声明では「核兵器の使用」が初めて明記された。安倍政権も、改憲と戦争、
「働き方改革」と称する労働者階級への階級戦争にのり出している。朝鮮半島・東アジアでの戦争の危機が切迫している。労働組合の真価が問われる時代が到来している。

 われわれは、この情勢に対し、「第2の分割・民営化攻撃粉砕」の旗を高く掲げ、労働運動の復権をめざして立ち上がる。外注化反対闘争、反合・運転保安闘争の本格的な発展こそその最大の力だ。団結さえ崩さなければ必ず展望は生まれる。

 当面する最大の課題は3月ダイ改阻止闘争、そして17春闘だ。内房線・久留里線切り捨てを許すな。JR―CTSを貫く闘いを強化し、JR貨物、CTSにおける大幅賃上げ、労働条件の抜本的改善をかちとろう。「無期転換」を逆手にとった選別解雇を許すな。エルダー制度撤廃・定年延長と65歳まで働き続けることのできる職場と労働条件をかちとろう。17春闘を「第2の分割・民営化攻撃と対決する組織拡大春闘」と位置づけ、ストライキで闘おう。動労総連合統一闘争を成功させよう。
 パククネ退陣をめざす民主労総、被曝労働拒否を闘う動労水戸、決戦局面を迎えた三里塚、辺野古新基地建設工事再開が強行された沖縄など、あらゆる闘いが重大な決戦を迎えている。全てが動き出そうとしている。全組合員が組織拡大闘争に立ち上がろう。「職場闘争なくして組織拡大なし」「反合・運転保安闘争なくして組織拡大なし」を行動原理に、職場からの総決起・総行動に立ち上がろう。

 右、宣言する。 

2017年2月25日 
国鉄千葉動力車労働組合 第76回定期委員会

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