日時 10 月4 日(日)13 時~
場所 D C 会館(JR東千葉駅そば)
呼びかけ 国鉄千葉動力車労働組合・ちば合同労働組合
闘いは始まった――8月30 日、国会前は12万人の怒りで埋め尽くされました。憲法を踏みにじり、民主主義の建前さえ投げ捨て、戦争へと突き進む安倍への怒りは沸騰点を超えています。
労働者の団結した力こそ戦争を止めます。時代が動こうとしている中、労働組合が闘いの先頭にたつ時です。私たちは、「ストライキで戦争をとめよう」「職場に闘う労働組合を甦らせよう」という思いで本集会への皆様の参加を呼びかけます。
6月30 日は労働運動復権にむけた歴史的な勝利をかちとった日でした。動労千葉の闘う国鉄分割・民営化による1047名解雇撤回裁判で、最高裁に国家的不当労働行為を認めさせたのです。
「国鉄労働運動―日本労働運動をつぶして改憲をやる」――当時の中曽根首相が公言したように、国鉄分割・民営化は労働運動をつぶして戦争への扉を開くためのものでした。多くの労働組合は国家を挙げた攻撃に抗せず、日本労働運動は後退につぐ後退を強いられました。労働者の権利が次々と奪われたこと。2000万人もの非正規職を生み出されたこと。すべて国鉄分割・民営化が出発点でした。
その攻撃の核心が、国鉄からJRに会社の看板だけかけかえ、「新会社JRが新規採用する」という名目で不採用=解雇を自由に行う、「国鉄方式」でした。しかし、東京地裁・高裁は判決で「不採用基準の策定自体が不当労働行為」と明確に認定しました。最高裁はそれを覆すことができず、上告棄却―高裁判決確定の決定を出さざるをえませんでした。
労働者が団結すること自体を否定し、労働組合を積極的に戦争を推進する機関としようとした国鉄分割・民営化。動労千葉を先頭とする30 年におよぶ闘いは、その狙いをうち破り、国家権力を追い詰めています。動労千葉は、「不当労働行為を認めたならJRに採用しろ」と新たな闘いを開始しています。これからが本当の闘いの始まりです。
燃え上っているのは国会前だけではありません。闘いはすでに千葉でも始まっています。
動労千葉は、民営化されたJRの職場で吹き荒れる外注化・非正規職化と闘ってきました。外注化との闘いは、非正規化される過程との闘いです。「JR本体と外注先を貫く闘いで外注化は粉砕できる」――この闘いの中で、外注会社から10 数人の加入をかちとりました。闘いの焦点となる10 月1日にむけ、JR本体・外注先双方で職場からストライキを構えた闘いにたっています。
ちば合同労組は、介護職場での新たな分会の結成をかちとりました。つづいて、習志野市職員で組織する「ユニオン習志野」が結成されました。雇止め解雇や賃金カット、死亡事故・労災隠し……。一つ一つの具体的な闘いの中で労働者の団結を取り戻し、職場に闘う労働組合をつくりだしています。
時代は動き、闘いは始まっています。安倍が時代を戦争へと突き動かそうとしている今こそ、闘う労働組合をつくり反撃にたつときです。安倍をたおし、ストライキで戦争を止めましょう。
あらためて本集会への参加を心より呼びかけます