職場で殺されてたまるか! 戦争で殺されてたまるか! 闘いなくして安全なし! 安倍打倒! 10・5ちば労働者集会への参加のお願い 7月1日、安倍政権はウソとペテンの恫喝をもって、集団的自衛権行使の閣議決定を強行し、改憲と戦争への道を進みだしました。「戦争をする国」への転換は、これまでの社会のあり方の全面的破壊と直結します。労働者の権利、集会・結社の自由、表現・通信の自由、そして教育の在り方を含めあらゆるシステムが攻撃にさらされようとしています。 すでにその兆候が顕著に現れています。全国の高校3年生の自宅に自衛隊の採用説明会の案内が舞い込んでおり、柏市では市庁舎に「自衛官募集中」の大きな垂れ幕が掲げられています。また、防衛省が民間フェリーを輸送船に仕立て、民間船員を予備自衛官として徴用することを検討しているという衝撃的ニュースが暴露されました。そして文科省の「学生への経済的支援のあり方に関する検討会」では、奨学金延滞者につき、“防衛省は2年コースのインターンシップを作ると言っている。延滞者の年齢別人数を教えよ”などということがまことしやかに話し合われています。 この許しがたい暴挙に対し、巷には怒りの声が満ち溢れています。とりわけ20~30代の青年労働者の70%が集団的自衛権行使に反対の意思を表明し、安倍政権打倒! のシュプレヒコールを上げています。 国鉄分割・民営化攻撃における国家的不当労働行為と27年間に渡り闘いぬいている国鉄闘争を結集軸として、今こそ職場に労働組合をよみがえらせて行きましょう。国鉄闘争こそが、「労働運動を解体し、憲法を変え、戦争に向かう」ことを公言した中曽根の「戦後政治の総決算」(1985年)攻撃を30年間に渡り阻止してきた力です。 この闘いは今、JR採用基準自体が不当労働行為であったことを東京地裁・高裁に明確に認めさせるところまで前進し、最高裁で正念場の攻防が続いています。 安倍政権によって、総非正規職化、解雇自由、労働時間規制解体など、労働者の権利を打ち砕く最後の扉が開かれようとしています。非正規職に突き落とされた2千万の労働者たちが「生きさせろ」と叫んでいます。 資本との原則的な対抗軸として労働組合が職場に確固たる存在をとり戻し、反原発闘争、反戦・反基地闘争、農民運動、市民運動、あらゆる運動と肩を並べその底流を支える力を取り戻さねばなりません。ここに着手する「空前絶後」のチャンスが訪れました。“今をおいて他にない”と言っても過言ではありません。 「解雇撤回・JR復帰」を求める最高裁向け10万筆署名(8月28日現在65133筆)を達成し、反動の牙城・最高裁をギリギリと締め上げて行きましょう。破綻を極めた国鉄分割・民営化に断を下し、民営化・外注化・非正規職化に抗する闘う労働運動を千葉の地によみがえらせて行きましょう。 動労千葉とちば合同労組は以下の要領で「10・5ちば労働者集会」を開催します。多くの仲間のみなさんの結集を心から訴えます。 2014年8月22日 国鉄千葉動力車労働組合(動労千葉) ◎ 名称 職場で殺されてたまるか! 戦争で殺されてたまるか! 闘いなくして安全なし! 安倍打倒! |