■民営化・外注化反対闘争に勝利し、
闘う労働組合を甦らせよう!
国鉄千葉動力車労働組合 執行委員長 田中康宏
■戦後労働運動史のなかで見る
動労千葉外注化阻止闘争
日本近代史研究者、国鉄闘争全国運動呼びかけ人 伊藤 晃
私たち国鉄千葉動力車労働組合(動労千葉)は、1月26~27日に第20回全支部活動者研修会を開催しました。本誌はその記録です。田中康宏委員長が、JR北海道の安全問題などの「崩壊する国鉄分割・民営化体制」の現実、「世界恐慌の深化が大失業と戦争を生み出す」という時代認識をふまえ、解雇撤回・JR復帰、外注化粉砕、組織拡大に向けての方針を提起しました。伊藤晃先生は、戦後労働運動の積極的伝統と弱点を分析し、新自由主義と闘う道筋を明らかにし、動労千葉の外注化阻止闘争を評価するとともに、JRだけではなくCTAでの労働運動をつくろうとの提言をいただき、大変好評でした。組合員はもとより、全国で闘う労働運動の再生に向けて奮闘する労働者の皆さんの指針となると確信しています。
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