動労千葉 鉄建公団訴訟控訴審
葛西JR東海会長を証人採用せよ
近く署名提出行動を設定
緊急アピール 署名10万筆へ全⼒を
東京高裁で2月27日、解雇撤回・JR復帰を求める鉄建公団訴訟控訴審が行われました。
なんと高裁の難波裁判長は、「もういいでしょう」と次回結審を予告しました。2回目の口頭弁論でのこの暴言です。審では、原告である動労千葉の9人が当初は採用候補者名簿に記載されていたにもかかわらず、JR設立委員会に提出される直前に、葛西職員局次長(現JR東海会長)の指示によって、排除されたことが明らかになりました。
葛西証人の採用なしに控訴審の判決を出すことは絶対にできないのです。「解雇を直接指示した葛西の証言が聞きたい」。これは1047人の被解雇者の心からの思いです。東京高裁・難波裁判長は、誰1人として証人採用せず、何も議論せずに結審に持ち込み、1審6・29判決の転覆を狙っているのです。裁判所は真実を握りつぶすのか。葛西を証人採用せよ。
難波裁判長は国鉄分割・民営化のすべてを闇に葬り去ろうとしています。国鉄分割・民営化以降、どれだけの労働者が雇や非正規に突き落とされたのか。1047名の解雇撤回・JR復帰をめぐる鉄建公団訴訟控訴審は、一気に重大な局面に入りました。
国鉄1047名解雇撤回闘争に心を寄せてきたすべての皆さんに訴えます。〈解雇撤回・JR復帰を求める東京高裁宛の署名〉にご協力ください。全国の地域・職場で署名を集めてください。
次回裁判は5月8日(水)午後2時半から824法廷。