<声明>
移住労組ミシェル委員長に対する出国命令は取り消されなくてはならない
ソウル出入国事務所が移住労組委員長ミシェル同志に対して3月7日までの出国命令を出したことに対し断固として抗議するものです。これは移住労組運動に対する弾圧以外の何ものでもありません。出国命令は取り消されなければなりません。
ミシェル委員長と私たち動労千葉そして共に闘う日本の労働者は国境を越えて共に闘う闘志です。ミシェル同志が日本に来て韓日の移住労働者問題について討論会を持ってことがあります。その時、韓国における外国人労働者の状況について多くのことを学び、移住労働者は労働者としての権利を求めて闘っている姿を知ることができました。私たちはミシェル委員長を始めとする移住労組運動に対して熱い心で連体し、今回の退去命令を粉砕して移住労組運動が発展して行くことを切に願うものです。
韓国政府は一貫して移住労組運動に対して敵対してきました。歴代の移住労組の委員長は就任してまもなく追放されたといいます。韓国で移住労働運動などやるなということに他なりません。ミシェル委員長はそのような状況を突き抜けて移住労組運動を発展させるために委員長の責任を引き受け、その責任をまっとうして来ました。そして現行法律に何一つ違反するところもなく活動して来たのです。そのようなミシェル委員長に対する出国命令です。たぎる怒りを禁じえません。
今、民主労総を始めとして労働、市民社会団体が出国命令取消しのために力強い反対運動を展開していると聞きます。労働者の力で出国命令取消しが実現されることを切に願います。私たちも日本の地でこの闘争に熱烈に連帯します。
2011年2月25日
国鉄千葉動力車労働組合 執行委員長 田中康宏
全国労働者交流センター代表運営委員 入江史郎
外登法・入管法と民族差別を撃つ全国実行委員会