尼崎事故にふまえた安全運転・危険個所総点検行動

国鉄千葉動力車労働組合

 2度とあのような大惨事を許してはならない。明日は我が身だ。
動労千葉は、福知山線・尼崎駅付近で発生した大惨事にふまえ、乗客と乗員の生命を守るために、事故1ヶ月を期して、次の安全運転・危険個所総点検行動を実施することを決定した。
「闘いなくして安全なし」―この原点を今一度胸に刻み、全組合員が行動へ。

1.安全運転・危険個所総点検行動

①回復運転はしない。
②制限速度を絶対に厳守すること。
③運転中危険と認めたときは必ず列車を止め、あるいは速度を落とすこと。
④遅れは必ず報告すること。(運転状況報告書については組合にも1部提出すること)
⑤無線通告は、例外なく停車中に受けること。
⑥総武快速線・津田沼駅-幕張駅間上下線については、最高速度90㎞/hとする。(レール破断、レール損傷多発箇所)
⑦東浪見駅(上り)について、場内信号機で45㎞/hに減速して進入すること。(構内45㎞/hポイントに対する安全対策)
⑧無理な運転時分が設定されている区間、振動の激しい箇所、運転保安上危険と思われる箇所、車両故障等については、すべて組合に報告すること。
⑨体調不良のときには必ず当直助役に報告し、指導員の添乗を要請すること。

2.実施期日
2005年5月25日始発から当分の間

3.対象者―全組合員

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