闘う労働運動、三里塚闘争への相次ぐ大弾圧許すな!

 

北原事務局長など50名を不当逮捕!(5/20)

東京高裁ー警視庁一体による三里塚闘争破壊攻撃に反撃を!
 5月20日、東京高裁において、成田空港会社(NAA)が、三里塚闘争の拠点であった現地闘争本部の撤去を求めて争っていた「現闘本部控訴審」の判決公判が行われた。
 判決において東京高裁・井上裁判長は、着席するやいなや反対同盟に対して「控訴棄却」を言い渡すとともに、現闘本部の撤去を可能にする仮執行宣言まで付けるという極反動判決を行ってきた。この判決自体、不当極まりない判決だ。
 現闘本部は、もともと反対同盟の元副委員長が、反対同盟が土地を正当に使用できるように地上権を設けていたもので、法的にも正当なものだ。
 その権利を東京高裁は踏みにじり、NAAのいうがままの判決を振り下ろしてきたのだ。法廷内は抗議の嵐となった。

「不退去」なるデッチ上げでいきなり逮捕
 判決後、反対同盟は、北原事務局長と弁護団を先頭にして、東京高裁15民事部に対して「仮執行停止の申し立て」を直ちに行った。そして、判決を言い渡した井上裁判長への面会を求めて話し合いを行っていた。しかし、突然「不退去罪」などと称して警視庁の公安警察官らが襲いかかり、北原事務局長をはじめ反対同盟員や支援の労働者・市民・学生など50名をいきなり逮捕し去ったのだ。
 裁判の判決内容に対して、その場で異議を申し立てたり、執行の停止を求める申立を行うこと、裁判官に面接を求めることなどは極当たり前のこととして、一般的にも行われていることだ。それに対して「不退去罪」などとでっち上げで逮捕すること自体違法だと言わなければならない。

12名保釈ー残る38名を直ちに取り戻そう 
 こうした東京高裁ー警視庁による北原事務局長など50名に対する不当逮捕攻撃は、三里塚闘争45年間にわたり成田空港の建設を阻み続け、今なお意気高く戦い続けていること、さらに、大震災とその後の福島原発事故の放射能被害に対する労働者市民、そして農民や漁民などの怒りが三里塚闘争と結びつくことへの恐怖から今回のような大弾圧が行われたのだ。
 22日には北原事務局長や反対同盟員など12名が釈放されたものの、いまだに38名が不当にも勾留されたままとなっている。
 東京高裁ー警視庁による三里塚闘争への大弾圧粉砕!38名を直ちに釈放しろ!現闘本部への仮執行粉砕へ闘いぬこう!


大阪府警による関西地区生コン支部への大弾圧ー13名不当逮捕を徹底的に弾劾する!
6・5大集会の成功ー階級的労働運動の再生に向けて闘いぬこう!

 5月11日、大阪府警は、関西地区生コン支部に対して、20箇所以上の家宅捜索を行うとともに、役員・組合員13名を不当逮捕するという大弾圧を行った。徹底的に弾劾しなければならない。
 関西生コン支部に対する不当逮捕の理由は、昨年5月、関西宇部(宇部セメントの子会社)に対して、労働協約が不履行状態になっていることに対して是正を求めるための抗議行動を行ったところ、それが「威力業務妨害」にあたるとして今回の大弾圧が行われたのだ。
 そもそも、労使で確認した労働協約について使用者側が履行しない場合、労働組合が抗議を行うことは当然だ。しかも、その渦中の09年2月にも弾圧が行われているのだ。

昨年7月かのストで生コン価格を適正化
 関西地区生コン支部は、大手ゼネコンの圧力による生コン価格の不当な値下げ攻撃に対して、中小の生コン企業などを組織して立ち向かい、昨年7月から11月まで139日間に及ぶ生コン業界史上初のストライキを闘いぬいた。大阪地区ではほとんどの建築現場がストップしたと言われる中で生コンの「適正価格」化をかちとるという画期的な勝利を勝ち取ってきた。
 
大弾圧粉砕へ、ともに闘いぬこう!
今回の関西地区生コン支部に対する弾圧は、労働組合が中心となって中小企業を組織し、共同で大手ゼネコンと立ち向かうことに対する反動として関西宇部と大阪府警が結託して仕掛けた不当弾圧に他ならない。
 関西生コン支部はこの攻撃に対して直ちに反撃に起ち上がっている。「弾圧の狙いは、中小企業と労働者を犠牲にして大企業の利益を拡大すること、そのために労働組合を潰して運動を止めることにある。われわれは、不当弾圧をはね返し、断固として運動を強化・発展させる決意である」(抗議声明)
 関西地区生コン支部に対する大弾圧粉砕に向けて、ともに闘いぬこう!
 階級的労働運動の再生をかけて、国鉄闘争全国運動6・5大集会に全力で結集しよう!