三里塚現地に1780名が結集

暫定滑走路供用開始、市東さんの農地強奪に対して11月労働者集会1万人結集で反撃しよう!
10・11三里塚全国総決起集会を開催

決意表明する市東孝雄さん
デモに起つ動労千葉の部隊

三里塚現地に1780名が結集

 10月11日、三里塚現地に1780名を結集して「暫定滑走路北延伸10月供用開始粉砕、市東さんの農地強奪阻止、農地法改悪・改憲攻撃粉砕、成田を軍事基地にするな 10・11全国総決起集会」が開催された。
 最初に北原事務局長が、「43年間代償を求めない闘いを貫いてきた。同盟は健在だ。労働者、農民、学生が時代を変える。他力本願ではだめだ。66年の開港決定以来、空港は半分しかできていない。人民の国に対する怒りだ。さらなる闘いへ決起しようとそれが10・11集会だ」と主催者あいさつをおこなった。
 続いて基調報告を萩原事務局次長が提起した。萩原さんは、「階級情勢は、厳しいけれど闘えば勝てる情勢だ。総選挙の結果は、民衆の怒りの結果だ。東誘導路供用開始と西側に二本目の誘導路をそして三本目の誘導路を造ろうとしている。10月からは、暫定滑走路の供用開始した。現地では攻防が始まった。反対同盟は決意を固めやります。現闘本部裁判は、11月に結審し、現闘本部をとろうとしている。
 市東さんの農地を農地法によって取り上げようとしている。東アジア共同体構想が言われている。飛行回数を20万回から30万回に引き上げようとする攻撃だ。そして市東さんをたたき出そうとする攻撃だ。東峰部落をたたき出そうとする攻撃だ。労働者と農民の共同の闘いとして闘おう。裁判闘争と現地闘争を闘おう。今闘わずしていつ闘うのか。闘争の全国化をかちとろう。民主党内閣に対して、三里塚、動労千葉ここにありを示そう。春までに闘いをもっと広げよう」と基調提起をおこなった。

田中委員長が特別報告

 特別報告では、動労千葉と関西新空港反対住民、婦人行動隊が先日亡くなった北富士忍草母の会の天野美恵さんを偲んで報告をおこなった。
 労農連帯、農民アピールでは周辺の農民が決意表明をおこない、鈴木謙太郎さんが農民アピールを読み上げた。
 次に市東孝雄さんが登壇し、「帰ってきて10年、周りの人の助けを借り、原則を守ってともに闘ってきた。第3誘導路を造り、ジャンボを飛ばすなどもっての他だ。自分の家を囲い込み、飛行回数を30万回にする。その先は軍事空港だ。父は収用法と闘った。私は農地法と闘う。農地法の改正で耕すものに権利ありを削った。動労千葉と両輪で闘ってきた。廃港まで闘う」と決意表明をおこなった。その後、市東さんの農地取り上げに反対する会、反対同盟顧問弁護団が決意表明をおこない、住民団体、共闘団体から決意表明がおこなわれた。
 集会宣言が読み上げられ、スローガン採択、ガンバロー三唱で集会を終了し、市東さんの耕作地までのデモをやり抜いた。

田中委員長の特別報告

 今闘わずして、いつ闘うのか。これは共同の課題だ。43年間悪逆非道と対決して階級闘争に大きな展望を与えている三里塚闘争を守り抜くことができるのか。国家権力をうち破るいい時代が到来した。凶暴な攻撃は開港決戦の時と似ている。空港開港と労使正常化は一体の攻撃としてあった。われわれはジェット闘争に起ち上がった。反対同盟との連帯はただの連帯ではない。われわれ自身の闘いとしてあり、だから分割・民営化と闘い抜けた。
 国鉄闘争も正念場に入った。幕張支部への攻撃に対して、10月1日にストライキに起ち上がった。動労水戸も3波のストを闘い抜いた。運転士の登用差別裁判の高裁で勝利判決をかちとった。水戸も最高裁で勝利した。しかし、会社はこれを組合破壊に使っている。10月16日には抗議行動を闘う。
 4者・4団体路線は破産している。1047名闘争は、23年間決着がついていない。動労革マルは分割・民営化の裏切りを居直り、1047名闘争に介入してきている。1047名闘争を先頭に11・1集会の1万人結集をかちとろう。この闘いは日本だけの闘いではない。新自由主義をうち破る闘いだ。三里塚に労働者の結集をかちとろう。11月労働者集会への結集を訴える。