動労水戸、スト決起

JRは最高裁判決を履行しろ!
動労水戸、スト決起
動労水戸2名の組織拡大

動労水戸、石井委員長
車両センターで働く仲間に訴える当該組合員
闘う全国の仲間とシュプレヒコール

 動労総連合の兄弟組合の動労水戸が8月21日正午より半日(泊勤務者は終了まで)当日勤務の組合員全員がストライキに立ち上がった。
 昨年12月最高裁で判決が出された運転士不当用問題の不当労働行為(組合差別)事件は、組合側(動労水戸)の完全な勝利で決着が付いた。JRが動労水戸の組合員を運転士に発令しないことが憲法に反する不当労働行為であることが認定された。JRは対象者13名全員を12年前にさかのぼって運転士に発令し、運転士として就労しなければならない。また「乗務したら得られたであろう賃金」との差額を支払えと命じられた。
 ところが、JRは団体交渉の中で、不当労働行為を一切認めず謝罪を拒否している。さらに、運転士をあきらめさせるためになんの正当性もない配置転換を強行しようとしているのだ。賃金差額の支払いについても、非常識極まりない回答を行っている。これが社員に法令遵守を言いながら、違法行為を平然と行うJRの真の姿だ。JR東日本のこうした姿勢を絶対に許すことはできない。
 この正義のストライキに、全国の闘う仲間が支援にかけつけた。14時30分からは、JR水戸支社前で「JRは最高裁判決を履行しろ!」「水戸支社は不当配転攻撃をやめろ!」「運転士になるぞ!」「運転士になってやるぞ!}のシュプレヒコールで水戸支社を糾弾した。
 16時に職場である勝田車両センター移動、職制が監視する中、動労水戸の石井委員長が「当局はとうてい通勤不可能な職場への配転を命じ、それが嫌だったら『運転士になりません、という一筆を書け』とまで言っている。どうしてこんなことが許せるか!なぜここまで、動労水戸組合員を運転士にしたがらないのか?われわれの闘いが職場に広がることを死ぬほど恐れているからだ。職場にはいま、怒りが満ちあふれている。7月に一人、8月にさらに一人の仲間が動労水戸に結集してくれた。勇気百倍だ。センターで働く仲間のみなさん、労働者の力は小さくない共に闘おう!」と熱く訴えた。
 さらに強制配転攻撃の当該組合員は「俺たちは23年前から『過激派だ』『あいつらとはつきあうな』とさんざん攻撃されてきた。しかし今日の集会を見てほしい。6人の強制配転攻撃に全組合員で立ち上がり、全国から支援の仲間が来てくれた。我々は絶対負けない。23年前、親組合のオヤジどもに散々に裏切られたが、俺たちは絶対に君たちを裏切らない。若いみんなの未来を、共に切り開く。動労水戸に結集し、共に闘おう!」とセンターで働く全ての労働者の心に強く訴えた。
 動労千葉や全国の闘う仲間からは「あなたが、職場や社会で感じている怒りは、あなた一人ものじゃない。団結して共に闘おう」と連帯のアピールを行った。
 抗議闘争の最後に辻川副委員長が「我々は国鉄分割・民営化以来、ありとあらゆる不当労働行為の攻撃を打ち破って団結を守り抜いてきた。労働者は団結すれば勝てるということを実証してきたのが動労千葉であり動労水戸なんだ。JR資本は、なぜ最高裁決定にすら従わないのか。動労水戸が勝利した事なんて事は、絶対認められないからだ。これは全ての労働者への挑戦であり、我々の闘いに労働者全体の未来、労働者の団結の問題がかかっている。一つ々の職場の闘いを全力で闘いつつ、全国の労働者の力を一つの団結した集団として登場させることが今こそ問われている。動労水戸こそ、11月労働者集会1万人結集の基軸を担って闘おう」と組合員に訴えた。
 この日の闘いを労働者の総意として動労千葉も日々の職場での闘いを強化し、特に幕張車両センターでの組織破壊攻撃を絶対に許さず、これを反撃のてことして組織拡大を勝ち取り、11月全国労働者集会を1047名闘争勝利を前面におしたててた、国際連帯闘争と連帯し、1万人結集を実現しよう。