第23回車両技術分科会定期委員会

全面外注化阻止決戦に起つ!
検修職場と安全を守る闘いに結集しよう!

第23回車両技術分科会定期委員会

JRの全労働者は外注化を止めるために起ち上がろう!

 車両技術分科会第23回定期委員会が、京葉構内1日勤外注化強行弾劾のストライキが闘い抜かれた1月27日の翌28日、DC会館において開催された。
 委員会は、議長に川村委員(幕張)を選出し、冒頭、あいさつに立った半田分科会長は、「施設・設備部門の外注化に続き、現在、検修・構内の全面外注化攻撃との闘いの渦中にある。さらにJR東日本は、駅業務委託のさらなる推進を提案してくるなど、出向―転籍=JRに残る業務などほんの少ししかなくなる。これで列車の安全が守れるのか。運行が確保されるのか。乗客の生命を守れるのかということだ。今、外注化阻止に起ちあがらなければ、いつ起ちあがるというのか、ということだ。分科会もその総力をあげて全面外注化がどういうことをもたらすのかを訴えていきたい」と、決意を含めて明らかにされた。
 続いて来賓あいさつとして、本部・田中委員長より、JR情勢の新たな局面―人事・賃金制度を東労組が大筋妥結したこと、全面外注化をめぐる情勢―会社側のスタンスを含め、全く違った局面に入ったことが明らかにされ、全労働者の課題として何としても外注化阻止へ、この2月~3月の闘いの重要性が展開された。
 次に、動労水戸の検修職を代表して、杉井さんより、「本日、動労水戸では平支部の事務所開きがあり、そこに福島の闘う仲間を含めて50名以上が結集してくれた。JR体制25年とは、尼崎事故に代表されるように、安全輸送の犠牲の上の25年だ。水戸支社では原発事故による不通区間が常磐線にあり、昨年の12月には放射能汚染した車両が回送されてきた。動労水戸は被爆労働を拒否し、粉砕する中で、現場の青年労働者が起ちあがった。その力を打ち固めて全面外注化阻止闘争へと進みたい。現場の労働者を獲得できるかどうか、勝負だ」と決意も熱く訴えられた。
 委員会は、その後、一般経過報告~決算報告~会計監査報告を経て、方針(案)、予算(案)を一括提起して、質疑に入った。

 質疑で出された主な事項
●CTS(車両整備会社)では、社員登用の際に、自動的に組合加入(労連)が行われているようだ。加入しないと社員になれないなど支配介入的条件となっている実態がある。
●気動車では、この12年度秋にも車両取替が計画されているが、いまだ教育・訓練計画などが出てきていない。また3月ダイ改で久留里線では久留里~上総亀山間が棒線化が提案されるなど、今までとは質を異にする保安上の問題がある。ECでは木更津場面で分割・併合作業が発生するが、今までに問題点等は出たことがないのか。
●ダイ改がらみの209系分割・併合訓練において、分割作業の時間が4~5分しかないと聞いている。乗務員側からも機器整備が煩雑など、問題点が多く出ている。
●3月ダイ改関連の団交に出たが、提案されている成田派出廃止の理由としてNEXの修繕実績の少なさがあげられている。全面外注化との関連もあると想定されるが、外注化が強行されれば、コスト管理や労働強化が行われることは必定だ。非正規職化への流れは断じて断たなければならない。
●駅委託業務のさらなる推進が提案され、新人事・賃金制度を東労組が大筋妥結するなど、より一層、鉄道会社ならざる鉄道会社になろうとしている実態を明らかにしてもらった。2月~3月決戦において、その中身を職場で問いたい。
 以上のような質疑応答を経て、全面外注化攻撃と対決する意思統一がなされた。
 何よりも全面外注化の先駆けである京葉構内1日勤外注化を糾弾し、作業そのものが偽装請負であることを暴露し抜き、出向ー転籍を意図する外注化攻撃にどう向き合うのかを問うものだ。自らの職場を守り、引き継ぐための闘いに共に起ちあがろう!