会社は一連の事故に関する経営責任を明確にしろ! 一切の責任は、JRーJR東労組革マル結託体制にある!

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04春闘-運転保安確立へストライキを貫徹しよう!

動労千葉に結集し、ストライキを共に闘おう!

昨年9月の中央線での高架線切替工事ミスによる大幅な輸送混乱や、その後の京浜東北線での工事用部品(ショベルカーのショベル)との衝突、成田線でレー ルスターが6㎞も暴走する等の一連の事態に対して、12月17日、国土交通省は、JR東日本に対して「業務改善命令」を交付した。
これまでJRと関連会社との関係では、何か事故等が発生した場合でも、JR東日本に一切の責任が及ばないようになっていた。199 年 月の東海道貨物 線における工事関係者5名の死亡事故直後、JR東日本が「安全に対する指導を行ってはならない」との内部通達を出して、JR東日本に一切の責任が一切及ば ないようにしてしまったのだ。そのため、工事はほとんど関連会社に丸投げされ、安全に関しても関連会社まかせという、まるっきり安全無視の姿勢がJR東日 本の中にはびこっていたのだ。こうした状況の中で昨年9月からの一連の事故等が発生したのだ。

総武快速ATSーP切替でも配線ミス

JR千葉支社は、業務改善命令が出されたことについて、「工事実施方法、終了後の安全確認、関連会社への指導等について指摘された。事故以来末端まで議論している」と回答していた。
しかし、2月29日、総武快速線がATCからATSーPに切り替わって列車の運転が行われたところ、途中から列車がATSーPで停車するという事態が発生した。調査したところ、配線が間違っていたことが明らかとなった。
中央線での高架線切替工事にしても、総武快速線のATSーP切替にしても、1年近くも前から計画され、準備が進められてきたにもかかわらず、結局は安全の確認が最終的に行われなかったために事故につながっているのだ。
こうした事態は、保守部門ー保線、電気、信号・通信の全面的な外注化によって引き起こされたことは明らかだ。
しかしJR東日本は、自らの責任ー経営姿勢の問題については一切触れようとしない。それどころか昨年10月の大塚社長の手紙では、すべての責任を現場で 働く労働者に転嫁するような内容だ。絶対に許せない。JR東日本は、一連の事故に関する経営責任を明確にしろ。
そして、JRと結託し、全ての合理化を丸飲みし、率先して要員削減の先兵となっているのがJR総連=JR東労組革マルだ。JR東労組では自らの職場、命を守ることはできない。動労千葉に結集し、ストライキを共に闘おう!

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