「新自由主義と民営化」について 日韓理念交流会を開催

11.4労働者集会報告

 11・4全国労働者集会の翌日11月5日にDC会館で日韓理念交流が開かれた。理念交流改には民主労総ソウル本部の他、ドイツの仲間も参加した。理念交流会は長田書記長の司会で進められた。

鎌倉孝夫さんが「新自由主義と民営化」と題して講演

冒頭、動労千葉の田中委員長、民主労総ソウル本部のイジェウン本部長があいさつをおこなった。イジェウン本部長は「韓国は新自由主義が模範的に適用された国。韓国の労働者の60%が非正規職、1日に43人が自殺している。貧しき者はより貧しく富める者はより富む。公共部門での民営化攻撃が強まる中、日本での教訓を学ぶ今日の理念交流は重要な場だ」と述べた。
続いて、国鉄闘争全国運動呼びかけ人であり埼玉大学名誉教授の鎌倉孝夫さんが「新自由主義と民営化と題して講演を行った。鎌倉さんは、日本における新自由主義の導入・展開過程、新自由主義の本質、新自由主義と国家の問題などを全面的に明らかにしたうえで、「現場の団結こそ新自由主義を打ち破っていく最大の根拠であり、こうした職場からの反撃を社会的に広げていくこと」さらに「多国籍金融独占体の支配に対して関係する諸国の労働者の国際連帯で立ち向かうこと」の重要性を強調した。

韓国・日本からの特別報告

韓日の双方から闘いの報告と問題提起がおこなわれた。サービス連盟キャップス労組のチョンサングン委員長がKTXをはじめとする韓国での鉄道民営化反対の闘いについて、動労千葉の田中委員長は国鉄分割・民営化以来の動労千葉の闘いとこの間の外注化阻止闘争の教訓についてそれぞれ提起した。
さらに、保健医療労組梨大病院支部のイムミギョン支部長、ハンジン都市ガス支部のチョンヒチョン組織部長、公務員労組ソウル本部のクォンジョンファンさん、さらに日本からは動労水戸の木村郁夫書記長が、職場での闘いを踏まえて発言した。
討論のなかで、イミョンバク政権の新自由主義政策のもとでのきわめて激しい労組破壊攻撃と闘いぬいてきた民主労総ソウル本部のパクスンフン総務局長が発言。イーランド資本に対する非正規職撤廃党争の経過を紹介し、その苦闘に踏まえながら「動労千葉の国鉄分割・民営化反対闘争の教訓である『魚は頭から腐る』ということが身にしみてわかる」と幹部が最先頭に立って闘うことの意義、「学習が半分、闘争が半分。労働者が学ぶことの重要性」を実践に踏まえて提起した。
講演と討論を通して、新自由主義、民営化・外注化阻止、非正規職撤廃をめぐる日韓の国際共同闘争の重要性が、あらためて浮き彫りになった。双方が、互いの闘いに学びあい、新たな前進をかちとる実践的で重要な交流の場となった。

動労総連合第27回定期全国大会

日時 12月9日13時開会場所 パークサイドホテル会議室
※ 代議員を選出していない支部は傍聴者を出席させること

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