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No.

DLへの冷房装置設置要求は運転士の生命にかかわる再重要課題だ!

組合要求に基づき、冷房を設置しろ!
要求実現へ、ストライキで闘おう!

 この間、動労千葉は、DLへの冷房装置の設置を求めて千葉支社を追求してきた。
 しかし千葉支社は、現場からの切実は要求にもかかわらず、JR東日本本社に対して冷房装置の設置要求を上げていないことがこの間の団交で明らかになった。
 組合が調査したところ、DLの運転台の温度は42・5度を超えていたのだ。これは風がある日での観測だ。晴天で風も吹かない日であれば45度を超えることは確実だ。
 運転台は四方と天井を鉄板に覆われ、しかもディーゼルエンジンの熱気と排気ガスが入るため窓もまともに開けられない状況だ。そんな中でDL担当者は猛暑の下で作業を行っているのだ。
 これまでの、DL業務を担当した組合員からは、「DLを乗務している途中、あまりにも暑くて頭がクラクラしたことがある」との報告も上がっているのだ。
 「もう限界だ」「この猛暑の中で冷房もなしに仕事をしろというのは、死ねと言っていることと同じだ」。これが、今、DL業務を担当している運転士の率直な声だ。
 動労千葉は、8月2日に行われた団体交渉に踏まえ、あらためてDL業務を担当する組合員の意見に踏まえ、組合側の要求が受け入れられない場合にはストライキも含めた闘争を構えざるを得ないことを千葉支社に通告した上で、上記の要求をJR千葉支社に提出した。
 JR千葉支社は、動労千葉の要求に基づき、DLへの冷房装置取り付けを速やかに行え!
 猛暑の中でのDL業務強制を止めろ!
 ストライキで闘おう!

動労千葉申第48号
2016年
8月17日

東日本旅客鉄道株式会社
千葉支社長 藤 森 伸 一 殿

国鉄千葉動力車労働組合
執行委員長 田 中 康 宏

「DLへの冷房装置設置」等を求める緊急申し入れ

下記のとおり緊急に申し入れるので、団体交渉により誠意をもって回答すること。

1.DLへの冷房装置設置を早急に行うこと。

2.冷房装置が取り付けられるまでの間、7月〜9月についてはDL業務を行わないこと。

3.工臨488行路について、2行路に分割し、業務の軽減を図ること。

4.DL業務の要員を増やすこと。
また、DL業務に関する要員の養成計画を具体的に明らかにすること。

5.DL等を担当する乗務員に対して「多車種手当」を設けること。

−以   上−

大失業と戦争の時代に通用する新しい世代の動労千葉を創りあげよう!
 
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