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第30回 動労総連合定期中央委員会
外注化粉砕!正社員ゼロ・解雇自由化攻撃粉砕!
組織拡大を実現し動労総連合を全国に!

 動労総連合は4月30日、九州、北陸の地で新たな単組が結成される中で第30回定期中央委員会を開催した。
大幅賃上げと組織拡大に向けた16春闘の闘いを総括し、1047名解雇撤回、検修・構内外注化粉砕・非正規職撤廃、被曝労働絶対反対、戦争・改憲と雇用の全面的破壊に突き進む安倍政権打倒に向けた闘う方針を確立した。
委員会は、石井副委員長の開会のあいさつで開始され、大竹執行委員の司会で進められた。議長に梶ヶ谷委員(千葉)を選出して議事が進められた。
冒頭、田中委員長から本中央委員会でかちとるべき課題について、「年末の総連合結成30周年の大会までに三桁の組織拡大を全組合員の力を結集して実現させよう」「CTSでの就業規則改悪との闘いは、全労働者の未来がかかった攻防。改憲・戦争と雇用労働政策の歴史的な転換・破壊に突き進む安倍政権を打倒しよう」と提起された。
その後、執行部から経過、情勢、当面する取り組みが提起された。

 新たな仲間を迎え活発な討論

 質疑応答では新たに単組を結成した仲間とともに活発な討論が行われた。
西日本 広島印刷事業所廃止の白紙撤回を最大の目標に闘う。契約社員制度撤廃、組織拡大を実現する。
高崎 3・15籠原駅炎上事故。もうJRもマスコミも沈黙している。会社の責任を徹底的に追及して闘う。
水戸 採算が合わないと地方ローカル線を切り捨てながら、19年度末の常磐線全線開通が狙われている。原野町への配転強制に反対できるのはわれわれだけ。
千葉 出向者が人だけJRに帰らされている。仕事と一緒にJRに戻すため、職場全体をオルグして闘う。
 時給制の社員で生活できるはずがない。若い世代に確実に影響する。
神奈川 グリーン車椅子の方向転換で机を壊す事故が起こった。会社の指示通りでは仕事が終わらない。
新潟 3・17ストでJRTMに団交開催を強制できた。NTSでの解雇撤回闘争も闘いぬく。
福島 3・24ストをやり、孫請け労働者の加入が伝わった。4月に外注化強行されたがJR本体が後ろから指示するという偽装請負状態だ。
 その後、田中委員長が総括答弁にたち、全員の拍手で議案、委員会宣言が採択された。田中委員長の団結ガンバローで中央委員会はしめくくられた。

 田中委員長の総括答弁

 戦争に反対し、労働運動の現状と労働者に対する全面戦争に対決し、すべての労働者の先頭に立とう。
 解雇攻撃に反撃し、勝ち切らなくてはならない。そういう過程がすでに始まっている。その力は現場にある。
 われわれは本物の労働組合を作ろうと決断した。JRにおける階級的産別労組を目指す。JR本体には業務を全く残さないところまで外注化しようとしている。この中で、関西生コンの経験は非常に大事なものがある。
 正規・非正規が団結して闘うという困難な課題を真剣に闘ったのが外注化阻止闘争。CTS就業規則改悪に対してJR本体がストに入った。自ら闘うことで一体だとつかみ、信頼関係を生んでいく。CTSから加入してくれた15名は宝物。すべてがつまっている。
 各職場でもつながりができている。これを組織拡大につなげよう。国を挙げた攻撃に立ち向かえないという労働運動のあり方を乗り越えよう。6・5集会の成功を勝ち取り、鈴木達夫弁護士をおしたてて参議院選を闘おう。

大失業と戦争の時代に通用する新しい世代の動労千葉を創りあげよう!
 
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