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尼崎事故11周年弾劾!

―4・24全国総決起集会―

全国から230名が結集
4月24日、13時から、兵庫県JR尼崎駅北口広場において、動労千葉と国鉄闘争全国運動・関西の呼びかけによる「4・24尼崎事故弾劾!全国総決起集会」が開催され、動労千葉から各支部代表5名が参加した。
 集会には、動労総連合、関西で闘う仲間を先頭に全国から230名が結集した。
主催者あいさつとして、動労千葉から中村執行委員が「尼崎事故が起きた時、二度と悲惨な事故を許さないために、『闘いなくして安全なし』のスローガンに込めたわれわれの原点を今一度胸に刻み、乗客とJRに働く労働者の生命を守るために安全運転闘争≠ノたちあがった。それは労働者としての誇りをかけた責務だった。
 尼崎事故は国鉄分割・民営化によって引き起こされた大惨事であり市場原理と営利優先に突き進んだ結果だ。動労千葉1047名の闘いは分割・民営化が不当労働行為であった事を認定させJR東日本に採用を求める闘いを開始した。解雇撤回新署名、物販闘争で第2の分割民営化を粉砕しよう」と訴えた。 
 全国運動・関西の全国金属機械・港合同の木下浩平執行委員は決意と全日建運輸連帯労働組合関西生コン支部からのメッセージ読み上げた。
 基調報告で動労西日本の原田隆司近畿支部長は「第2の分割・民営化、外注化・非正規職化がもたらす安全崩壊に反合運転保安闘争で闘おう。職場・生産点での攻防に勝利しよう。」と提起した。

動労総連合から
 全国の動労総連合からは動労水戸外岡執行委員、動労福島橋本委員長、動労北陸の仲間、動労総連合・九州羽廣委員長が発言。「今回の熊本、大分地震に対して動労総連合・九州は、ただちに『熊本大震災現地救援本部』を設置し、17日には組合員が先頭にたち国鉄闘争全国運動・九州の仲間とともに現地派遣団を結成。仮救援事務所を熊本県境の福岡県南部に置いて被災者救援活動を開始した。この地震は人災だ。国鉄分割・民営化に始まる30年余の新自由主義政策、歴代政権の『資本家優先・救済=地方切り捨て政策』によって、物資はあるのに運ぶ人が居ない。九州新幹線の脱線問題は重大だ。脱線防止装置を着けないまま運行し、脱線後も何ら安全対策を行わないなかで再開しようとしている。人の命を何と思っているのか! 動労総連合・九州は、救援活動に全力をあげるとともに、鉄道の安全を守るためにこの問題に真正面から取り組んでいく」と訴えた。

 総連合のしめに、動労西日本の大江照己委員長と印刷職場廃止、解雇闘争を先頭で闘う岡崎執行委員が闘いを報告。
 関西で共に闘う各労組が決意表明ののち、集会のまとめに立った動労西日本の橘日出夫さんは、「熊本・大分地震の救援・支援は闘う労働組合が牽引し実現しよう。安倍政権は戦争法を施行し、朝鮮半島での戦争にアメリカ・韓国とともに突入しようとしている。韓国・民主労総と連帯し、沖縄―本土を貫

く決起をつくり出しゼネストへ総決起しよう。動労総連合を全国に拡大しよう」と集約した。
 集会後、尼崎事故の現場に向け「尼崎事故11周年弾劾!反合理化・運転保安闘争で闘おう」のスローガンのもと、動労西日本の大江委員長、山田書記長と中村執行委員を先頭にデモ行進に出発した。デモ行進終了後、事故現場に献花を行い、反合理化・運転保安確立に向けた誓いを新たにした。

大失業と戦争の時代に通用する新しい世代の動労千葉を創りあげよう!
 
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