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CTS津田沼事業所 組合員への不当配転を許すな!

業務外注化粉砕!全ての仕事と出向者をJRに戻せ!

JRーCTSによる非人間的な扱いを絶対に許さない!

仕事と60歳以降の職場を奪う「出向解除」=不当配転

 この間、千葉鉄道サービス津田沼事業所において、要員が過剰になっていることを理由にして出向者に対する「出向解除」=不当配転の動きが出ている。しかも、JR千葉支社は、国鉄採の動労千葉組合員を対象にしようとしているのだ。
 先週19日には、JR千葉支社の人事担当者が津田沼事業所を訪れ、出向者から状況等を聴取するという事態になっている。
 何よりも津田沼事業所がある習志野運輸区では、仕業・構内業務全てが外注化されたため、戻されても行うべき業務がない。「出向解除」=不当配転されるということだ。
 これまでも平成採に対して「出向解除」が行われてきたが、実際には仕事が奪われて余剰人員化されているのが現実だ。
 JR千葉支社は、業務外注化を強行する際、「高齢者は出向して仕事を続ければ60歳以降はエルダーとしてそのまま勤めることができる」「高齢者の雇用の場が確保できる」と言ってきた。しかし、「出向解除」=不当配転されたら、現在の仕事を奪われ、さらに60歳以降の働く場も奪われるということだ。こんな非人間的な扱いを絶対に許すことはできない!
 2月23日、JR千葉支社において、各支部からも参加して団体交渉が行われた。
 団交では、出向解除を行う理由及び人選の基準を質したところ、千葉支社は以下のとおり回答してきた。
会社 2月になってから、幕張事業所では、病気で1名、その他で1名の合計2名がJRに戻っている。津田沼事業所では、プロパーができあがったこともあり、要員が過剰になっているとCTSから聞いている。この間、出向解除した基準は、年齢の若い順が全てではないが、結果として若い順になっている。
 回答には出ていないが、2月からはさらに1名が病気で休んでいる現実があるのだ。
 こうした状況の中でCTS側は、病気等で戻したため要員が足りないからJRから1名を出向させてくれという要求まで出しているというのだ。
 一方では足りないから出してくれ、他方では余っているから戻します? こんなでたらめなことが許されるはずがない。
 本来、現場の要員は、病気等への対応も含めて多めに配置しておくものだ。とくに、業務外注化に伴い国鉄採が大量に出向していることを考えればなおさらだ。
 高齢者から仕事と退職後の雇用の場を奪う「出向解除」=不当配転を絶対に許さない! 
 動労千葉は、JR千葉支社に対して、組合員に対して「出向解除」=不当配転が行われた場合、ストライキも含む闘いで反撃することを最後に突きつけ、団体交渉を終了した。
 全ては、業務外注化が原因だ。業務外注化を撤廃し、全ての仕事と出向者をJRに戻せ。16春闘をストライキで闘おう!

当面するスケジュール  

◎第15期労働学校 第5回実践講座

日 時 16年2月27日(土)13時〜
場 所 DC会館 2階会議室
内 容 「戦争・改憲との闘い」
講師 高山俊吉氏(弁護士)
※安倍政権の戦争と改憲攻撃に立ち向かうために、全支部から結集を!

◎3・11反原発福島行動16

日 時 16年3月11日(金)13時〜
場 所 郡山市・開成山公園野外音楽堂
主 催 3・11反原発福島行動実行委
行動予定 13時〜 反原発を闘う団体・労働者からの発言
15時〜 デモ行進
※全ての原発廃炉!被曝労働拒否!

大失業と戦争の時代に通用する新しい世代の動労千葉を創りあげよう!
 
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