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千葉支社は、本人希望に基づきエルダーの就労先を提示しろ!

会社がすすめた就労先がダメになった?
定年延長し、65歳まで働ける条件確立へ!

 JRでは、来年度以降、本格的な大量退職が5年程度続くことになる。こうした状況の中で、エルダー制度を希望する者の就労先確保の問題が重大な状況を迎えている。
12月に入って以降JR千葉支社は、エルダーを希望している組合員の内、駅や外周地域で就労を希望している数名に対して、再面談を実施している。支部や本人からの報告によれば、当初の面談時に会社が「駅業務はどうか?」と言って駅業務をすすめてきたので希望先業務に入れたにもかかわらず、今度は会社から「駅業務は無理になった」との連絡があったというのだ。
 また、外周地域の清掃業務を希望した組合員に対する面談でJR千葉支社の担当者が、「外周の清掃は、パートの方が賃金が安いからエルダーは入れない」などという絶対に許すことのできない発言を行っていることも明らかとなった。
 こうした状況を受けて動労千葉は、来年度退職しエルダーを希望する組合員の就労先確保に向けて動労千葉申10号に基づく団体交渉を12月24日、JR千葉支社との間で行った。

1月中には就労先を提示したいーJR千葉支社回答

 団交の中で千葉支社は、16年度の退職予定者は140名程度、エルダー希望者120名弱であることを明らかにしてきた。
 そして、組合側が、駅業務希望者への対応に抗議を行うとJR千葉支社は次のとおり回答を行ってきた。
 千葉支社 駅業務が全てダメになったわけではない。JESSとは継続的に検討を行っている。できるだけ希望にそってやっていきたい。
もともと会社自身がエルダー希望者に対して「駅業務」をすすめてきたのであり、それを会社の都合で無理になったから別の場所にしてくれなどというやり方は絶対に許すことはできない。会社の責任で確保すべきことだ。
 また、外周地域での就労先の問題について千葉支社は、「外周区での就労先の確保については、非常に厳しい状況にある。地元企業にも相談しているが、今のところ状況は打開できていない」という回答に終始している。
 さらに、「パートの方が安いからエルダーは入れない」と発言したことについては千葉支社として謝罪し、指導を徹底することを明らかにしてきた。
そして、今後の扱いについて千葉支社は、現段階で就労先は9割方決まっており、1月中には就労先を提示したい旨を回答してきた。
 しかし、今後の大量退職を考えたとき、エルダー制度はすでに限界にきていることは明らかだ。根本的に解決するためには、定年延長を行うしかないことは千葉支社も認めざるを得ない状況になっている。
 われわれは要求する。定年延長と65歳まで働ける労働条件を確立しろ!

業務外注化粉砕!運転保安確立!動労千葉に結集して闘おう!

16年団結旗開きに集まろう!  

 2016年団結旗開きは、1047名解雇撤回ーJR復帰、業務外注化を粉砕し、仕事と仲間をJRに取り戻す闘い、CTSにおける本格的な賃上げと労働条件確立、3月ダイ改合理化粉砕に向けた闘いの始まりだ。
 業務外注化により安全の崩壊が本格的に始まった。運転職場では極限的な労働強化に対する怒りが噴き出している。そして、CTSでは低賃金と労働強化ー要員不足に対する怒りは頂点に達している。怒りを結集し、外注化粉砕!仕業緩和実現!正規ー非正規を貫く闘いを強化し、本格的組織拡大を実現しよう!

日 時  1月9日(土)13時から
場 所  千葉市・DC会館
※全力で集まろう!

 

大失業と戦争の時代に通用する新しい世代の動労千葉を創りあげよう!
 
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