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青年・CTSプロパーの仲間に訴える
ともに外注化を粉砕しよう

10・1スト破りを拒否して闘おう!


 
10月1日、動労千葉は外注化・強制出向の撤回を求めてストに起ちます。
 会社は、出向期限の3年を過ぎたにも関わらず、多くの出向者に出向延長を命じました。完全に失敗した外注化の矛盾を労働者に押し付け、さらに外注化を進めようとしています。
 何より許せないことは、青年部組合員から、「出向解除」の名のもとに仕事を奪おうとしていることです。さらに、泊勤務から日勤に突然かえて賃金を下げ、生活まで破壊する攻撃です。絶対に認められません。

 転籍強制で労働者つき落とす

 現在、JRは駅業務を焦点に、すさまじい全面外注化を進めています。
 すでに千葉でも委託駅の数は直営駅を超え、10月以降6駅の外注化が提案されています。完全な別会社化まで突き進もうとしているのです。
 今年7月には、駅業務の外注先がCTSからJR東日本ステーションサービス(JESS)に変更されました。駅で働くCTSプロパー採用の仲間たちは職場を奪われ、「辞めるか転籍か」の選択を強制されました。
 転籍させられた先は、「生涯で昇給3回」という労働条件です。こうやって、次々に労働者を突き落としていこうとしているのです。

 次の狙いは検修・構内業務

 駅の次に会社が狙っているのは、検修・構内業務の完全別会社化です。
 外注化先をJR東日本運輸サービス(JETS)に再編し、JR本体に残った交番検査・機能保全も全て外注化しようとしています。そして、駅の時のように他に選択肢がない状況に追い込んで、「本人の希望」という形で転籍を強制しようとしているのです。
 しかし、会社も簡単には進められなくなっています。動労千葉が「仕事と仲間をJRに返せ」と闘っていることが大きな歯止めになっているのです。

 闘えば外注化は粉砕できる

 私たちは、動労千葉組合員だけが定年退職後の再雇用を拒否されるという卑劣な攻撃を受けながらも、外注化阻止闘争を闘いぬいてきました。
 それは、この闘いが自分たちだけの問題ではないからです。
 2千万人を超える非正規職を生み出す最大の武器にされたのが外注化でした。そして今度は、JRにおける全面外注化を通して、全社会で極限的な民営化・外注化と非正規職化が進められようとしています。
 同時に、外注化は凄まじい安全崩壊をもたらしました。雇用と安全を破壊する。だから、外注化だけは絶対認めてはいけないと闘ってきたのです。
 外注化阻止闘争は全労働者の未来がかかった闘いです。JRでの勝利は、全労働者の権利や生活を守り、取り戻す力と可能性があります。
 私たちの闘いは、再雇用拒否を5年で粉砕し、千葉の検修・構内業務の外注化を10年以上遅らせてきました。
 今なら間に合います。JR本体とCTSの仲間たちが団結して闘えば、外注化は必ず粉砕できます。転籍も阻止できます。みんなの力が必要です。動労千葉に結集しともに闘おう。

大失業と戦争の時代に通用する新しい世代の動労千葉を創りあげよう!

 
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