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韓国鉄道労組から戦争反対の連帯声明
日韓労働者の国際連帯で戦争を阻止しよう

 7月24日、韓国鉄道労組から安倍政権の戦争・改憲攻撃との闘いへの連帯声明が発せられた。戦争を阻止する力は労働者の国際連帯の中にある。韓国の仲間に応え、8・6広島−8・9長崎、8・15「安倍70年談話」粉砕集会から9月安保国会決戦へ全力でたちあがろう。以下、韓国鉄道労組からの連帯声明を掲載する。

戦争反対と世界平和のために闘争する日本の同志たちに送る連帯メッセージ
韓国の鉄道労働者も同志たちと共に闘います

 戦争反対と世界平和のために闘争する日本の同志たちの奮闘を支持します。私たち全国鉄道労働組合ソウル地方本部は、所属組合員8千人を代表して、日本の同志たちが7月5日に発表した“「7・1閣議決定」1周年‘改憲・戦争・原発・解雇'の安倍を共に倒そう! 大集会”の内容に全面的に同意し、次の通り連帯メッセージを伝えるものです。
日本の同志たちの主張は正当です。私たち韓国の労働者も安倍首相が画策する戦争関連法案制定のたくらみに絶対に反対するという意志を伝えようと思います。過去、日本はアジアを侵略し、数億のアジア民衆に筆舌に尽くしがたい苦痛を与えました。それだけでなく、韓国分断の原因を提供し、1950年「同族相殘」(同族間で争い殺し合う)の韓国動乱が起きることになりました。今でも韓国は、南北対決局面において、いつも戦争の脅威の中で暮らしています。韓国の政治、経済、社会、文化などすべての領域で南北分断が及ぼす否定的影響は実に莫大なものです。
韓国も過去ベトナムに米国の傭兵として参戦し、ベトナム民衆に堪えがたい苦痛を与えたことがあります。韓国の大統領がベトナムを訪問して、謝罪の意を伝え、これで韓国とベトナムの関係が改善されました。
韓国の民主労総は、すでに韓国政府が試みたイラク派兵に反対する闘争を行ったことがあります。韓国の市民と労働運動などの良心的勢力は、済州島(チェジュド)江汀(カンジョン)の海軍基地設置に反対し、長い間闘ってきました。またそれだけでなく、安倍政権のもとで加速化している戦争関連法案制定、独島(トクト)の領土紛争化をたいへん憂慮しています。
今、韓日労働者が、アジアはもちろん世界平和のための闘争に連帯する時が来ました。今日、私たち鉄道労働者が送るメッセージがその出発点になることを希望します。
困難な条件の中で闘争する日本の同志たちの健闘を祈りながら、この闘争が安倍政権がたくらむ戦争関連法案を阻止し、アジアと世界平和をつくる重要な契機になることを希望します。ありがとうございます。

2015年7月27日
民主労総公共運輸連盟全国鉄道労働組合ソウル地方本部

大失業と戦争の時代に通用する新しい世代の動労千葉を創りあげよう!

 
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