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CTS春闘勝利!第2回団体交渉を行う(3/7)
生活するためには賃上げが絶対に必要だ!

13日に新賃金の回答を行うことを明言
JRーCTSを貫く闘いを強化しよう!

 

3月7日、CTS春闘勝利に向けた2回目の団体交渉が行われた。団体交渉には、CTSの当該組合員を先頭にして幕張支部をはじめ各支部からも参加し、生活していくためには絶対に賃上げが必要であることを徹底的に追及した。

駅業務受託で人件費が増加 ーJRに単価の増額を要求

今回の団体交渉においてCTSは、2014年度の決算の見込みについて説明を行ってきた。この中で、14年度中に14駅の業務を受託した関係で、収益は前年度比でおおむね105%(約45億円)の増益になったこと、営業利益に関しては、駅業務受託に伴い若年出向者の人数が多かったために人件費がかさみおおむね63%(約5800万円)に落ち込んだこと、そして、人件費が増えた分に関してはJRに対して単価の増加を要求し、増加した額で契約を行ったことなどについて説明を行ってきた。
また、今後の見通しに関してCTSは、現在受託している63駅の業務について、7月から東日本ステーションサービス(JESS)に移管する旨をJRから言われていることを明らかにしてきた。しかし、詳しい労働条件等は示されていないことから、今後、詳細が明らかになった時点で、組合への説明を行うとしている。

ギリギリのところで生活している実態を分かっているのか!

CTSから決算の見込みに関する説明が行われた後、組合側から職場の現状や賃上げの必要性などについて徹底的な追及が行われた。
◎駅業務を受託したために人件費が増えたということ自体外注化の矛盾であり、業務と労働者をJRに戻せば問題は解決するはずだ。
◎夏になると熱中症で倒れて救急車で運ばれるような労働条件の中で働かされている。
◎採用された人たちが数日で辞めていく実態があるが、これは賃金があまりにも低いことが理由になっている。
◎現在働いている人でもアパート代を支払ったら生活すること自体ギリギリのところまで追い込まれている。
◎冬でも暖房を切り食事も節約した生活を余儀なくされている実態がある。
◎会社は、駅部門の受託により人件費が増加した分はJRに単価の引き上げを要求している。契約した労働者がきちんと生活できるようにするのは会社の責任であり、労働者の賃上げ分も必要経費としてJRに請求すれば問題は解決するはずだ。
◎賃金の引き上げや住宅手当等の新設を含め、組合側の要求は絶対に必要な内容だ。
こうした要求が次々にCTSに突きつけられた。
しかし一方でCTSは、「清掃を行っている他会社と比較した場合、賃金は安くはない」などととんでもない回答を行ってきたために怒りに火がつき、「組合側の要求は理解できる」と言わざるを得ないところまで追い込んだ。
そして、最終的にCTSは、4月13日に新賃金に関する回答を行うことを明らかにして団体交渉は終了した。
あらためて、CTSにおける15春闘ー賃上げ獲得に向けて、JRーCTSを貫く闘いを全力で強化しよう!
業務外注化粉砕!組織拡大へ闘おう!

動労千葉に結集し、労働条件の改善に向けた闘おう!

大失業と戦争の時代に通用する新しい世代の動労千葉を創りあげよう!

 
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