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CTS労働条件の抜本的改善を!
金子さんの労災認定をかちとろう!

労基署で聴取うけ、審査は最終段階
成田労基署はただちに労災を認めろ!

 この間、外注化による激しい安全破壊が具体的に明らかになった。この事態に対して、我々は10月1日にストライキにたちあがった。CTSの劣悪な労働条件も、その中での金子さんの死も、根本的な原因は外注化だ。
 JR―CTS双方を徹底的に追及し、金子さんの労災認定をかちとるまで闘いぬこう。

 新たな資料を提出

 9月17日、亡くなった金子さんと同じ成田空港駅で働く永田行雄さん(千葉転支部)が成田労基署で聴取をうけた。提出していた意見書の内容確認とともに、新たな資料を提出した。
 新たな資料は、ダイヤ改正のたびに清掃する列車が増やされてきたことを証明するものだ。清掃要員が変わらない中、列車本数だけがどんどんと増えて労働強化が行われてきた実態を明らかにした。
 すでに労基署は成田空港事業所の調査もしている。審査は調査結果について専門医の意見をあおぐ最終段階だ。

 次々と人が辞めていく

 成田空港駅の職場では、現在、要員不足が深刻だ。この間採用した4人のうち、すでに3人が辞めている。これから定年などでさらに退職者が予定されている。本来は早急に人を増やさなければならない状況だ。
 これほど人が辞めるのも労働条件の悪さを示している。泊まり勤務で5万歩も歩かされる。低賃金で社員になれるのもほんの一握り。ダイヤ改正のたびに仕事量が増えながら、賃金はほとんど上がらない。その中で金子さんが職場で亡くなる事態も起こったのだ。
 CTSは、金子さんが亡くなったことを真剣に反省するなら、労働条件をただちに改善すべきだ。本当に要員不足を解消しようとするなら、希望者全員を正社員で雇うべきだ。
 そして、何よりもその責任はJRにこそある。JRこそコスト削減のために外注化して、労働者を低賃金や非正規職に突き落としている張本人だ。清掃業務も含めてJR本体がすべて責任をとるべきなのだ。

 JR―CTSを貫き闘おう

 だからこそ、JR―CTS双方を徹底的に追及することが必要だ。そのためにJR―CTSの壁を越え、一つになって闘おう。
 金子さんは過酷な勤務の中、勤務時間中に職場で亡くなった。その実態が明らかになった以上、ただちに労災認定されるべきだ。そして、JR―CTSは深く反省して労働条件を抜本的に改善するべきなのだ。
 ただちに金子さんの労災を認定しろ! JRは今すぐ外注化を撤回し、すべての業務と労働者に責任を取れ! JR―CTS貫く闘いで労働条件の抜本的改善をかちとろう! 金子さんの労災認定を闘いとろう!

大失業と戦争の時代に通用する新しい世代の動労千葉を創りあげよう!

 
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