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ラック企業=CTSの清掃不正問題を徹底的に弾劾する!
全般清掃と日常清掃では、清掃方法や道具が全く違う!

「全般清掃と清掃レベルが違うことは認める」ーそれを不正というのだ!

 千葉鉄道サービスは、全般清掃の不正問題について、「画一的な清掃方法や時間はない」「JRが受領すればそれで全般清掃は『完了』している」と開き直りを続けている。
 しかし、団交の中でCTSは、転線先で行う全般清掃と洗浄線で行う「全般清掃」の内容が違うことを認めざるを得ない状況となっている。
組合 転線先で全般清掃を行う場合、一編成に何人も入れ、3時間程度かけている。その内容を洗浄線で20分〜30分程度でできるのか。転線先では時間をかけ、洗浄線では見た目だけ良ければいいというのでは、全般清掃の内容が全く違うということだ。
会社 30分なら30分の中で全般清掃を行っているという認識。1日かけけてやるのと比較されれば、以前の全般清掃がレベルに達していなかったといえばそう思う。清掃レベルが違うことは認める。
組合 清掃レベルが違うということは、全般清掃ではないということだ。
会社 全般清掃は納品受領ベースであり、JRが受領していれば完了している。
 この回答のとり、CTS自身、全般清掃に必要な時間(特急で190分、近郊列車で140分)をかけることができない清掃については、「清掃レベルが違う」と認めているのだ。清掃レベルが違うということは、全般清掃が行われていないということであり、これ自体、清掃業務で不正が行われているという事実を物語るものだ。

全般清掃は、それなりの意識をもってやっている?

 しかも、清掃の方法見てみると、全般清掃と日常清掃では全く違うことが明らかだ。
CTS幕張事業所の「清掃作業仕様書」の「窓」「床面」「ジュウタン」を例に上げると左記のとおりとなる。
 この事実についてCTSは、次のように回答している。
組合 全般清掃と日常清掃では、内容が全く違っている。
会社 平成11年(99年)まではJRから清掃について詳細に指定されていた。それ以降体型が変わり、仕様書に基づく契約になった。平成15年(03年)までは時分の指定があったが、今は時分の指定はない。以前の名残が現場にある。
 日常清掃の時は1回拭いて終わりなら、全般清掃のときはそれなりの意識をもってやっている。
 窓の清掃にしても、日常清掃では「必要な箇所」を布で拭く程度になっているが、全般清掃では、ゴムへらのついたスクイジーという道具を使い、さらに乾布拭きで仕上げている。清掃の方法が全く違うのだ。
 こうした事実があるにもかかわらず、「画一的な方法や時間はない」とウソの回答を行っているのだ。しかも、時間をかけていない清掃=レベルが違う清掃を「全般清掃」と誤魔化して「完了」報告を上げていたのだ。これが不正の実体だ。(つづく)

CTS 清掃業務不正問題 特急・近郊車両ー89本中77本(86・5%)で不正

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