労働者学習センター第2期労働学校の基礎講座と実践講座
修了式行われる
3月15日、労働者学習センター第2期労働学校の基礎講座と実践講座の修了式が合同で行われました。
動労千葉は、闘う労働運動の再生をめざして、多くの志を同じくする労働組合、労組活動家、労働運動にかかわってきた先輩たち、理論家の方たちの積極的な賛同、協力のもとに労働者学習センターを設立し、2001年4月より第1期労働学校をスタートさせました。
第2期労働学校は第1期の成功のうえにたって基礎講座と実践講座の2講座制にステップアップし、基礎講座は第1期とほぼ同じカリキュラムで月1回6つのテーマで12回の講座が行われました。実践講座は中野代表が「動労千葉の闘いの歴史と教訓」というテーマで2月に1度、6回にわたって講演を行いました。修了者は基礎講座が25名、実践講座が31名、修了者には修了証書が渡され、皆勤賞の受講生には記念品が贈られました。(下左写真)
修了式での中野代表あいさつより
今、時々刻々揺れ動く世界、日本の情勢、資本の動向、そして何よりも労働者大衆の動向を的確につかんで、正しい方針を提起する。その為にわれわれは勉強し学んでいるわけです。そのことが今、本当にわれわれに要求されているんじゃないかという気がします。今日、無事修了したからといって安心しているわけにはいきません。人の話はちょっと経つとすぐ忘れてしまいます。今日、総代で修了証書を渡した人は、この学校でいろんなことを学んだうえで、自分の職場の中で学習会を始めているわけです。それは資本家とは何か、労働者とは何かから始まるわけです。そういう学習会を自分たちの職場や地域で、2人でも3人でもいいから始めるということが重要で、やると否応なしに自分が講師にならざるを得ません。そうすると自分は勉強しなければいけないんですね。私も散々経験しました。何もしなければ恥をかきます。たくさん恥をかいてください。労働者はわからなければ居眠りをしますから。そうしてやっているうちに、みなさんは本当に力がつくんじゃないかと思います。
この労働学校は、みなさんにそれぞれの職場で学習会のチュータになっていただくための予備校みたいなものですから、みなさんたちに講師がいろんなことをしゃべって、なにか覚えたということで済ますつもりはありません。
全世界で何千万という労働者が決起している。これが正しくマルクス主義の思想で獲得された時に、われわれは戦争も阻止できるし、労働者の天下を取ることも出来ると私は思います。 |