労働学校ニュース

No.12

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労働学校通信 第12号 (2002.3.10発行)
がんばろう労働者!たたかおう労働組合!ひろげようインターナショナル

揺らぐ戦後の労働者支配体制
−求められる闘う労働運動の新たな潮流−
3・30春闘総行動に起とう!
(労働者学習センター:中野代表挨拶より)

 あと2回の労働学校になった。頑張って有終の美を飾ってもらいたい。第二期の労働学校のカリキュラムができた。第一期と違うのは、基礎講座と実践講座を並行して行うこととなる。実践講座は私が6回やるので、第一期の方々については続いて第二期実践講座に参加してもらいたい。また、基礎編には皆さんの職場の中から派遣しようということで尽力してもらいたい。
 02春闘が佳境を迎える。昨年の段階で連合は賃上げ要求をしない方針を発表したことを受けて、長い間闘ってきた労働運動の財産ともいうべき春闘が終焉春闘となるのか、再生元年となるのか、大変なせめぎ合いの中で行われる。
 経営側の春闘方針である日経連労問研報告では、賃上げ論外、定昇凍結、ワークシェアリングを提唱して25歳以下の就職難を見越した治安の維持、強化を発表した。2002年から終身雇用制の解体が本格化する。日本の戦後の経済成長の核心であった三種の神器(年功序列、企業内組合、終身雇用制)の中軸は終身雇用制にあった。ここへ本格的な攻撃が始まった。これは戦後の労働者支配の構図の根拠が崩れ去ることであり、連合の存立基盤が大きく揺らぐことになる。前回、国家とは何かという講座を行ったが、労働者の雇用形態はその搾取する形態によって成り立ってきたし、これで世の中が出来上がってきた。これを資本家の側から解体しようとしている。これには日本の資本主義体制の大変な危機が背景にある。02春闘は、こうした攻撃に対決して、闘う労働運動の新しい潮流が登場しなければならない。3組合が呼びかけた闘いの意味がここにある。
 2月3日、国労中央委は3度目の機動隊導入で開催した。決定したことは闘っている組合員−闘争団に対して査問委員会を設置し、統制処分に付すと言っている。今や国労は最大の危機に直面している。ルビコン川を半分まで渡ってしまった。国労を闘う労働運動の側に獲得しなければならない。
 動労千葉は組織の命運をかけた闘いとして3ヶ月間決戦に入っている。闘う労働運動の潮流の前進のために役立ちたいと考えている。3月30日春闘総決起闘争には職場の仲間たちを連れて合流してもらいたい。風雲急を告げる情勢の中で、労働学校の登場が求められている。1年間の労働学校の成果を以って結集してほしい。

ひとりは万人のために 万人はひとりのために

交流の広場−闘いの輪(受講生の声)

受講感想編

●一番考えさせられたことは、少なからずとも昔は戦争を経験している労働者たちは、反戦に積極的に闘ったのではと思っていたが、今日の話を聞いて、昔でさえ戦争反対が出来なかったのであれば、今の組合の弱い時代には尚更、反戦運動は難しいと思いました。このままでは直ぐに戦争が出来る国家になってしまう。阻止するには今まで以上の運動を、もっともっとしなければならない。
●「共産党は本当にお粗末だった」というのが具体例でよく分かりました。
●破防法ストが社共の指導というより、労働者の潜在的な闘う力から実現されたものであるということを見れば、連合指導部が職場の労働者から全く信頼を失い、その統制力が崩壊しつつある現状で、今年の3・30に向かって闘われる、動労千葉の闘いは新たな潮流を獲得する大きな起爆剤となるだろうと思います。
●戦後すぐ始まった労働運動というのは、大変な状況の中で、10年ぐらいみても1年、2年という年単位ではなく、月単位もしくは1日単位でめまぐるしく変わっていく状況であり、話を聞いているだけで単純に「おもしろく」て、またワクワクしてしまいます。闘いながらも段々と後退していく労働運動の歴史を振り返り、何が良くて、また何が悪いのかという事が、今日の話を聞いて少しづつですが、また分かったような気がした。
●60年安保を上回ると書いてあった破防法反対ストは、すごいと思った。現在、小泉政権の中で正しく我々に対する「痛みの押し付け」=「戦争への動員」というような攻撃が掛けられている状況で歴史から学び、今の情勢を正しく見る力をつけていく必要があると感じた。
●戦後労働運動の始まりが「在日」の闘いであったということは、なぜ大きな声で言われなかったのか。当時絶大な権力を持っていた日本共産党は、彼らを最大限利用しつつ、(闘いの)歴史的には殆ど登場させていないように思う。
●なぜこのように闘いが歪んでいったのか。なぜ構成員が疑問を感じなかったのか。これは日本共産党だけのことなのか。他の党派にはなかったことなのか。権威に弱い日本人の気質なのか。スターリン主義だからと一言で切り捨てる問題なのだろうか。現在においては解決済みのことなのだろうか。
●共産党の党員で在日朝鮮人、中国人の方が結構多かったという話は聞いたことがありましたが、戦後の労働運動まで在日から始まったと言われると、日本の労働者としてこれは・・・と思った。
●いろいろ定説とされて聞いていたものが違うというのが、随分あるものだと思いました。でもそれぞれの事態を労働者の立場として見なければいけないと思いました。また戦後の革命期の中で、なぜ共産党が敗北していったのかということが、よく分かったと思います。やはり最初に言われていた労働者が労働者階級として組織されること、そして労働者階級を信頼し、その力を最大限に生かそうとする党の指導性が重要なのだと思いました。
●戦後革命期における日本共産党の裏切りは、その時だけでなく現在も続いている。日本共産党を打倒することが、労働者階級自身の使命であると感じた。
●労働運動史−学校などで歴史で教わった「ポツダム宣言」や「朝鮮戦争」はわかるのですが、他については全く初めて聞くものばかりでした。組合で活動していても歴史については全く触れませんし、今まで知りたいとも思わなかったのですが、今回講義を聞いて昔の労働者はこのような活動をしていたのかと少し興味を持ちました。昔の闘いも現在の闘いも、労働者が怒りを持ってのもので変わらない。時間があればもっと詳しく聞いてみたいと思いました。
●今回のテーマは興味深いものがありました。必ずしも勝利的に進んではいない戦後労働運動ですが、現在労働運動に身を置いている者としては、非常に勉強になりました。
●労働運動の歴史は自分達(労働者)の歴史であり、教訓である。歴史を忘れてはならない。
●労働者の立場に立った視点での歴史を学べたことに感謝します。
●自身の姿勢が明確に出される労働者内の討論が充分に実践されなければ民主主義の保障はおろか、誤った方針がつくられ、これによる指導が実行されることでとんでもない道に仲間を引きずり込んでしまう恐れが出てくることに、今更ながら恐怖を感じます。
●清水の「五月雨闘争」の内容は面白いと思った。
●特に鮮明に感じられたのは、やはり現場の労働者のセンスを軽視してはならない。むしろそのセンス−考えの中に多くの真実性、正当性が含まれているということです。労働者として、自信を持つべき核心を与えられた思いです。
●戦後労働運動史が語られる中で、労働運動、労働組合がどのような立場に立つべきなのかを具体的に指摘されていた。単なる歴史ではなく、その中からこれからの運動をどのように展開し、労働者を組織していくかが示されていると思う。
●戦後革命期と呼ばれる時代の労働運動の高揚や産別会議が何故わずかの間に崩壊していったのか、という問題について指導党派としての日本共産党の階級的誤りが決定的要素を成したことが理解でき、有意義でした。

労働者学習センター事務局
千葉市中央区要町2−8 DC会館 電話 043-222-7207 FAX 043-224-7197

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