労働学校通信 実践講座 |
第Y期労働学校−第5回講座のお知らせ! 2007年2月24日(土) 13:00〜 ◆労働組合とは何か ◆講師 青柳 充(全金本山労組顧問 特別中執) 全金本山労組のたたかいの経験をとおして階級的労働運動の核心について提起する ※16:00から懇親会を予定しております (会費1,000) |
労働学校通信(実践講座)
第6号 (2007.2.10発行)
がんばろう労働者!たたかおう労働組合!ひろげようインターナショナル |
団結の中心軸になるために、自己変革を! (田中委員長実践講座第5回あいさつより−要旨) 06年、教育基本法改悪法案が通り、防衛「省」昇格法案も通った。ついに憲法9条をひっくり返すところに手がついた。戦後日本の歴史をひっくり返すような分岐点に立ったということだと思う。 |
ひとりは万人のために 万人はひとりのために 交流の広場−闘いの輪(受講生の声) |
◎ 受講感想・感想編●労働学校での私の感想文での「よし、やるぞ!ぶったつぞ!」という決意と、実際に地元に帰っての運動の自分自身の後退化という矛盾にぶつかり、正直悩んでいます。すぐには答えが出るとか、改善されるということもないと思いますが、体にムリせず、答えを探していきます。 ●本日の講義や現在の改憲などから「法」とはなんだろうか?ということを考えさせられます。 ●「ワーキングプア」とか「ダブルジョブ」とか、ちょっと前までは聴き慣れなかった言葉が、いま社会的に認知されつつあります。1995年から出された日経連方針が実行され、こういう状況ができてしまったことは、本当に「怒り」にたえません。労働者を虫けらのようにモノのようにしか扱わない資本家や、安倍=御手洗を許しておけない! ●資本主義であるかぎり失業がゼロになることなどあり得ないというところが衝撃的だった。そういうシステムなのですか。もともと失業者がいなくては成り立たない社会体制なのですか。失業者がどうして必要なのか、どういう役割を果たしているのか、もう少し詳しくお話しが聞きたかったです。ということは、国家は失業率を改善する気などサラサラないって事なのでしょうか? ●今回、先生の話を聞いて、日本の資本主義の体制がもうどうしようもない状態にまで追い込まれているんだなと痛切に感じました。田中委員長の話にもありましたが、来年は労働者に対して一層激しい攻撃が吹きあれるでしょう。しかし、敵の強さではなく、危機の度合いが深まっているからこそ凶暴性として表れているんだと、しっかりとらえなければなりません。この腐敗し尽くした敵の攻撃に我々がひるまず、堂々と闘えば必ず労働者は起ちあがるんだと信念を持たなければ! 今年の11・5集会を思い出し、それを感じます。それにしても今日一番頭にきたのは、財界が「工場法時代の遺物である労基法解体」なんてほざいていることだ!ふざけやがって! 労働者を愚弄するにも限度があるってものだ。来年は階級激突が本格的に開始されるでしょう。いよいよ我々の時代が来たんだし、一層奮闘していきたい。 ●規制緩和・民営化とは、労働市場を競争原理にまかせるということ、資本家にその欲望のままに労働者は殺されていいのか! NO! 仕掛けられた階級戦争=労働ビッグバンといかに闘うか。社会保障の歴史上のスタートが、労働者が権力をとる革命を対峙して闘ったパリコミューンの結果、獲得したものこそ社会保障制度だったことは、今日にもおよぶ教訓。 ●社会保障の話は広く労働者の歴史から今の情勢にわたっています。単に獲得したのではなく、革命の恐怖によって形成して、お願いして実現したものではないと、今の労働運動に求められているものです。結果を求めるには「原則的な運動・やり方が大事だ」であり、その経緯があってこそ結果に結びつきます。今、規制緩和といって労働者も資本者側の言いなりにならず、権利を放棄せずに怒りをもって闘っていければと思います。 ●社会保障制度というものは、労働者・人民にとって大変必要、不可欠なものだと思います。労働者階級が帝国主義から闘いによって獲得したものであること、支配階級は体制危機に備えた社会の安全装置として譲歩してきたが、この安全装置としてきた社会保障制度さえ維持できなくなるという帝国主義の「体制破たん」、労働者・人民を食わしていくことさえできなくなている。解決さえできなくなっている。資本家、帝国主義はこの出口として国家、資本さえ生き残ればいいと社会保障制度の解体を労働者人民に襲いかかっている。この未曾有の大攻撃に対して、労働者階級人民は団結して、自分たちの生きるための権利ということをもって、怒りを込めて生存権獲得のために闘っていかなければいけないと思います。 ●各種保険に代表される社会保険、社会保障制度の成り立ちが、労働者階級を抑制する目的から獲得された権利だとは思いませんでした。しかし、労働者を納得させられないどころか、怒りを増長させるだけの現在の状況は、資本家の思惑どおりなのだろうか。とことん労働者をなめているのか? 本当にふざけた話であると思いました。闘うことでしか自分たちの生きる権利すら得られない現実を忘れないように、これからも勉強しなければ……と思います。 ●職場や街中で労働者に訴えて、怒りを爆発させることができる言葉・ものの見方を沢山得ることができました。超栄養価の高い講義でした。実際、私自身が怒りをたぎらせたし、早く職場の人たちに訴えたいという思いが(アイデアも)どんどんわき上がってきました。本当に闘いに使える力強い武器です。 ●社会保障制度が革命情勢の中でそれをなんとか沈静化させるためのものであり、資本主義=国家体制が危機に陥れば維持できないもの、つまり資本主義のアキレス腱であることがわかりました。国が社会保障制度を切り崩しにかかっている時に、社会保障制度の維持・拡充の要求だけで太刀打ちできるようなものでないこともはっきりしました。 ●・「労働者として団結することしか生きる道はない」こと。 ●なぜ政治家そして財界のトップはアメリカ合衆国が先生なのかわからない! ●革命に恐怖した支配階級が社会保障制度をつくった事実が今回の講義でよくわかった。社会保障を求めるなら、革命を求めるくらいの人民の行動が求められているのだろう。 ●本日はじめて労働者学習センターに来て感じたことは、とってもためになることばかりで、自分自身すごく勉強になりました。 ●フランスのパリ・コミューンがドイツの「アメとムチ」を生み出すほどの衝撃を与えるものであった。 |
労働者学習センター事務局 |