労働学校通信 実践講座 |
第Y期労働学校−第5回講座のお知らせ! 2007年2月24日(土) 13:00〜 ◆労働組合とは何か ◆講師 青柳 充(全金本山労組顧問 特別中執) 全金本山労組のたたかいの経験をとおして階級的労働運動の核心について提起する ※16:00から懇親会を予定しております (会費1,000) |
労働学校通信(実践講座)
第5号 (2007.1.10発行)
がんばろう労働者!たたかおう労働組合!ひろげようインターナショナル |
職場から現実を変える闘いをしよう
|
ひとりは万人のために 万人はひとりのために 交流の広場−闘いの輪(受講生の声) |
◎ 受講感想・感想編●労働契約法のお話しは既成事実と法整備の関係、私たちが「労働契約法制改悪絶対反対派」としてぶったつこと、それと労組オルグの困難性かつ重要性等々、いろいろと学習させていただきました。 ●現在、教基法や共謀罪、憲法9条等が連日、TVや新聞等の1面を飾り、労働法が変わるということに気がつかない労働者が何名いるのだろうか? そのまま、この恐ろしい労働者に不利な労働契約法が通ってしまいそうに感じます。そのためには講座に参加した私たちが、同じ職場の労働者達に伝えていかなければと思っています。 ●非常に分かりやすく、明確な方針も出され、あらためて自分の職場でもがんばっていかなければと感じています。その上で知らないことが多く(労働基準法等の内容について)勉強不足だと感じています。 ●勉強不足もあって、難解なところもありましたが、全ての労働者に対する恐るべき攻撃だということはわかりました。共謀罪、組織対策法なども含め、いよいよ資本家と労働者階級の激突が本格的に始まったんだなと感じます。この講演を契機にもっと法制について学習し、職場の労働者に話していきたい。 ●今の労働法制についてどのような経緯で、どのようになっているのかという基礎知識が少なく、今一つつかみきれない部分が多かった……です。 ●労働契約法と初めて向かい合うことができたので感謝。とんでもない攻撃であることに、身震いする思い。政府、資本の戦略的攻撃に、労働界を「代表」する連合、全労連も、おしなべて取りこまれている現状に、講師は「すべての組合に〈労働契約法反対〉の一点で結集してたたかうことを呼びかけよう」と提起。「敵が新しい労使関係をつくろうと動き出している」。それはイコール労働組合の弱体化、消滅を狙った攻撃であることを正面から暴露し訴えて、敵が恐れおののく状況をつくり出してやるのだ、そのチャンス到来だと指摘された。この考え方がすごい。絶望してはいられないのだ。それは、それこそが敵の思うつぼだから。労働契約法に対して絶対反対!全面撤回!を鮮明に突き付けて闘う新たな闘い、巨大な団結の力を見せつけてやろう。 ●労働契約法に対して、条件闘争は譲歩の条件を前もって用意しているだけで、全面的に認めない闘いが必要なのだとわかりました。職場闘争と労働者に一切の垣根はない……「労働者はひとつ」の闘いが一体のものであることがわかりました。そういう力でしか、世の中ひっくり返せないということがわかりました。 ●労働契約法制改悪はまさに教基法改悪や自衛隊のイラク派遣と同様の憲法改悪の先取り攻撃であることがよくわかりました。しかもその内容が「労働組合を無力化する」というものであるにもかかわらず、労働組合のナショナルセンターが、労働契約法制改悪の本質に対して向き合えずにいるということを知り、ここにも大政翼賛状態が形成されているのだと思います。そして、講義の結論として、導き出されるのは徹底的な職場闘争以外にないということだと思います。11月労働者集会が大きくなっていく先に、私たちの展望があるということですね。 |
労働者学習センター事務局 |