労働学校通信 実践講座 |
第Y期労働学校−第4回講座のお知らせ! 10月28日(土) 13:00〜 ◆労働者の団結権を奪い去る労働契約法を斬る ◆講師 斉藤 弘平(元総評オルグ) ※16:00から懇親会を予定しております (会費1,000) |
労働学校通信(実践講座)
第3号 (2006.08.10発行)
がんばろう労働者!たたかおう労働組合!ひろげようインターナショナル |
政治と財界が一体となったむき出しの攻撃
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ひとりは万人のために 万人はひとりのために 交流の広場−闘いの輪(受講生の声) |
◎ 受講感想・感想編●動労千葉の反合・運転保安闘争、4・6幕張事故の闘争をはじめ、動労千葉の争議は、毎日毎日365日24時間ギリギリの攻防の中で闘われているというのを自分自身の怠惰な組合活動(自己批判)と対決して、強く感じました。 ●同じ安全を守らなければならない医療の立場として、今回のテーマは非常に励みになったし参考になりました。 ●JRの内情を知ることで、今までの自分の無知さが急に怖くなりました。 ●団結を固めて3日間で運転士を取り戻すということは素晴らしいことだと思います。明日は我が身と感じていても、なかなか実行に移すことは難しいと思います。組合員各人が闘いがなんであるかということを認知している結果だと思います。 ●船橋事故闘争を契機に、現場から闘いを起こして、それまであった反合理化闘争の限界を突破した闘争にしたことが分かりました。「合理化攻撃」とか、今までよく耳にしてきたことですが、どうも重要な闘いであり、組合員の団結を強固にしていくものだとあらためて感じられました。 ●東交でも荒川線の追突事故があった。田中委員長のお話はとても参考になり、勇気づけられた。自分の職場でも動労千葉のような闘いがしたいと思う。 ●国鉄分割・民営化から20年! 政府にしても全然勝負はついていないんだということをあらためて感じました。尼崎事故、羽越線事故等、国鉄分割・民営化のうみが浮き出してきたと感じます。このような事故がむしろこれから起きるはじまりであると認識すべきであると思います。 ●職場で安全闘争をやろうとしましたが未遂に終わり、なぜできなかったのか、大事なことを一つでもつかみたいと来ました。 ●資本の論理と安全−安全の確立という課題は、労働者・労働組合の闘いによって資本に強制する以外に実現するいかなる手段もない。「闘いなくして安全なし」 ●田中委員長は「安全という問題に対して、労働組合がどういう立場に立つのか。理屈ではなく、1人の組合員の命とクビのかかった闘いにはあいまいさはない。現場では365日、事故は毎日起こっている。このありふれた問題の中に、労組に問われているものがごっそり詰まっているんだ」とくり返し提起された。 ●動労千葉のこととして知らないことはないのですが、幕張事故、運転保安闘争は気を抜けなくて、地道な闘いであるなあーと職場の小さな事からの発展が大事だと思いました。 ●胸に突き刺さったのは「現場での大激論」ということです。今、私の闘いの中で最も重要で、最もエネルギーをさいていて、最も痛みを伴う闘いです。医療労働はチームワークなくして成り立ちません。だから、とんでもないやつもいる職場でも、毎日笑顔で相手を思いやりながら職場のいい関係をつくり続けています。それでもやっぱり職場闘争をつくっていく過程では、いろいろな意見が出てくるし、意見だけじゃなく悪口を言ったり、決起した人をひっぱったり、そういうことをする人が必ず出てきます。とても痛いです。論じ合うことができればまだいいです。結論ありきでこちらがどんなに冷静に論理的に話しても、怒りだす人もいます。こんなんでいいのかなとふと思う時、職場の「え? この人が、こんなことを言って起ちあがった? えー! 本当に?」ということが起きる。そんな小さな決起が、それまでの痛みの伴う現場での大激論という闘いに、言葉じゃ表現しきれない、なんだろう「ヨシッ!!!」(ガッツ)というかけ声をおくりたくなることが起きます。私は今、このくり返しです。 ●動労千葉の歴史に関する田中さんの講義は、今日で3回目ぐらいと記憶していますが、今回の講義が一番おもしろかった!! ●労働運動はおもしろい、おもしろいけど大変だ、でも大変だけどおもしろい−あらためて現実の生身の人間の、労働現場の闘いの躍動感・充実感や、時として味わう挫折感など色々な話を聞かせて頂いて勉強になりました。 ●田中委員長の話の中で、反合・運転保安闘争を闘って、組合が方針を出してから「職場が元気になった」とあった。仲間を守り、問題は当局にあると言い切り、妥協しない闘いを自分もやらなければならないと強く思った。自分は3月に広域配転され、孤立させられてしまっているが、今回、田中委員長の話を聞き、現場・職場・地域がどこであろうとも、今いるところで団結をつくり出すために頑張っていこうと思った。 ●普段何気なく電車を使っているが、電車の安全のためにどれだけ労働組合が大切かということのイメージがつかめた。 ●妥協して、労使協調路線をとると ●安全は命や健康に生きることに不可欠なことであり、生きること、正しいこと、何が絶対的なものかにおいて、誰しもつながる問題である。そこで動労千葉が安全保安闘争−安全を訴え、現場で闘うことが力強い本当の正義を感じとるのだ。口だけなら言える。申し入れだってやらないよりマシだけれど、口だけで実際の行動にして減速運転やストライキ、監視に耐えても保安運転をするという心身貫徹された闘い、運動をするのはかなり大変であるし、だいたいそんなものに“闘い”や“運動”が形骸化されてしまっているように思えるのである。実際、口、表向きには闘っているような事を言っても行動でして行かなければ、誰も信じないし、ついていかない、聞かないだろうが、動労千葉はやってしまう。その行動していく団結がいかに大切であるか、どうやってどんな闘いの中で勝ち取られてきたのかを今日話していただいたわけだが、やはりその中にいるのは労働者で、特別なのではなく、指導する方針をうち立てていく者の存在が重要なのだと思う。 |
労働者学習センター事務局 |