労働学校通信

第X期No.02

次回講座のお知らせ

5月21日(土)13時から
小泉「骨太方針W」−大民営化との闘い
講師:田中康弘 (動労千葉委員長)
*時間厳守でお願いします。「なんでも聞こう、何でも話そう」
*講座終了後の懇親会にも参加しましょう!

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労働学校通信 第2号 (2005.05.10発行)
がんばろう労働者!たたかおう労働組合!ひろげようインターナショナル

労働者は社会の主人公

本来の労働者の生きる道を本当に学習していこうと発足した労働学校も5期目を迎えました。4期4年間、非常に大きな成果をあげ、労働学校から巣立った仲間たちがそれぞれの職場で労働組合運動をはじめています。
動労千葉の労働学校の基本はマルクス主義の学習です。マルクス主義の一番重要なところは、世の中を動かしているのは労働者だということをはっきりさせたこと。「社会の主人公は労働者」であるということを言った。
僕はその一言でマルクス信者になったわけ。歴史的に労働者に対して「お前ら、すごいんだぞ」と言ってくれたのはマルクスだけです。だから全世界の労働者はみんな、マルクス教になるべきだと。
マルクスがいいとか悪いとか、古いとか、言っていますけれど、だけどその一点で労働者はマルクス主義者になるべきだと、僕は今でも思っていますし、それを隠そうと思いません。

労働者は団結しよう!

労働者が社会を動かしている、労働者が団結すれば、この世の中を正しい方向にもっていけるんだと。だから労働者階級は団結しなければだめなんだと言っているわけです。
 それは『共産党宣言』という本でもそうだし、『資本論』だとかマルクスが著した様々な本がありますけれど、そういうことをきちっと勉強することは、労働者として当たり前であるということだと思います。マルクス主義の学習をゴリゴリやる、そのことをめぐっていろいろ討論をしてもらいたいと思います。
(中野代表−開校式あいさつから)

ひとりは万人のために 万人はひとりのために

交流の広場−闘いの輪(受講生の声)を随時発行しています

感想文紹介

働者の立場に立っている、階級意識、というのは、今後常に自分自身に問われるものと捉え、自分を常に批判し、「組合員が正しいと思わないと正しいと言えない」「1人よがり」をいつも意識し活動していきたいと思う。
 今日の学習会は、その点を確認するという意味で一番重要な内容だと思います。

『俺鉄2』の内容に学ぶというのはそれをいかに自分の職場で実践するかだと思うので、自分の職場の中で労働者が団結し、その怒りや不満を引き出して、資本主義打倒という確信問題にしていくために、労働者をよく知り、職場をよく知ることを第一の職場闘争として闘っていきたい。

「マルクス主義」について、分かりやすくポイントを教えていただき、大変共感を覚えました。というより、私もマルクス主義信奉者になってもいいと思いました。(ちゃんと本を読んでから信者になりたいと思います)
 まだ疑問や質問を提起するまでに至りませんが、本当の意味で職場を良くしたいという想いを持って、東千葉まで足を運びたいと思います。

近、テレビで誰かは忘れましたが、"英雄は若者から生まれる"という言葉を聞きました。なるほどなと思いました。今から思えば、国鉄の分割・民営化攻撃の時、動労水戸を結成した時、皆20代の青年だったんです。本当に日本の労働運動を支えてやるという気持ちがあったし、この労働学校での学習を機にもう一度、原点に帰るというか、自分を奮い起こしていきたいです。

「労働者の立場に立ちきって労働運動をやり続けているのが動労千葉なのだ、そこが核心だ」というお話しだと思いました。
 こうもすっきり抵抗なく理解できるようになるのに去年の1年間が必要でした。今年の課題は講義の内容を人に伝えられるようになる、ってことかと思います。そのために(明治キリッシュハイパークール)必要です。がんばります。

は今年、沖縄に行こうと思います。私が沖縄に行こうと決めた動機はこの1年間、私が力をつけたなあーと今こうして実感できる要因になった、勉強と実践。その両方を吸収できるような気がしたからです。
 多分ここで(机上で)学ぶだけでは人の痛みを共感する力は身につかなかった。やっぱり私にとっても三里塚に行ったことは大きくて、そこで実際に闘っている人の生の声を聞き、どれほどの機動隊に囲まれているのかを肌で感じ、あんなに生活条件の悪いなかで暮らすことの辛さを想像することができたから連帯しなくちゃと思いました。
 それを沖縄で感じてきたいなあー。

労千葉の話が中心で、自分の組合のことなのでだいたいわかっていることでした。マルクス主義が全然わかってなかったことが少し基本的なことが理解できて、感想と言われても自分たちにとって、まああたりまえのことなので特にはありません。なかなか今、あたりまえのことができない、言いたいことが言えない世の中になってきてしまっていますが、やはり職場などでの小さな積み重ねが、今の組合の基礎になっています。

番でとても眠かった。次回は年休を取ったので大丈夫だと思う。話を聞いていて、昔の動労千葉の一番力のあった時代を思い出しました。

たに職場の仲間が2人参加し、喜びと小さな緊張で出席しました。どういう緊張かと言うと……「これは違うんじゃないの?」「エー!!それはやり過ぎだよ」「どうしてそう考えちゃうの?(見えちゃうの?)」という、ごくごく当然で普通の感想・疑問・ある意味怒りに徹底的に向き合っていかなければならなくなるからです。それは「自分自身も学習と言葉の獲得をこれから必死でやっていかねばなりません」と言っているのと同じです。しかし、そういうやりとりの中で団結とここに依拠して闘うという信頼がつくられていくのだと思います。だから、ここに職場の仲間を連れてくることは闘いです。
 職場闘争をしていく中で、@物事を隠さず、すべてのことを明らかにする(……これは自分の中にも思考停止や不問にしておこう的根性とかがないようにキビシクなることでもあります……)こととAまわりにいる労働者は仲間なんだ!!という信頼に基づいたやりとりを本当の意味で身につけていかなければならないと思いました。だから第X期がんばろうと、今日の講義で思いました。

に組合の団結強化のために何かをしていく原動力がマルクス主義なのだろうし、職場を超えて全世界で闘っている仲間がいる、という労働者の連帯感なのだろうなと思う。

労働者学習センター事務局
千葉市中央区要町2−8 DC会館 電話 043-222-7207 FAX 043-224-7197

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